「鼻血」の間違った対処法と正しい止め方

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鼻血

アニメなどでは、よくエッチなシーンで主人公が鼻血をダラダラ流していますよね。

しかし、現実世界でそのような理由で鼻血が出る事はまずありません(笑)。

一番多いのは、鼻の穴を指でほじってしまうケースと何もしていないのに出てくるケースです。

特に、電車に乗っている時に出てしまうと早く止めないと恥ずかしいですよね…

そこで今回は、鼻血が出る理由と間違った対処法、正しい対処法をそれぞれ説明していきます。

 

なぜ鼻血が出るのか?

鼻の中には様々な血管が張り巡らされています。

その中でも、毛細血管が集まっている個所を「キーゼルバッハ部位」と言います。

この部分は、血管の表面が保護されておらず、刺激に弱いという性質を持っています。

鼻血のおよそ90%がこのキーゼルバッハ部位が傷つくことによって発生してしまうのです。

 

ストレスが原因となることも

何もしていないのによく鼻血が出る人は『ストレス』が主な原因と考えられます。

ストレスが溜まってしまうことで、脳が過剰なアドレナリンを分泌しようとします。

それを防ぐために活躍するのがビタミンCなのですが、このビタミンCを大量に消費してしまうことで鼻血が出やすくなってしまいます。

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間違った対処法

上を向く

鼻血が出ると「顔を上に向ける」という人が多いのですが、実は、これは間違った対処法です。

鼻血が出ている時に上を向いてしまうと、血が喉に逆流してしまいます。

血は一か所に集まることで固まるため、逆流してしまうと一向に固まらず、鼻血が延々と止まらないのです。

また、仰向けになって寝るのも同じく喉に血が流れてしまうので止めるようにしましょう。

 

首の後ろを叩く

ネット上で鼻血の治し方を調べると「首の後ろを叩くのがよい」と書いている記事をたまに見かけます。

実は、この首の後ろを叩く行為も間違った対処法なのです。

よく考えてみて下さい。鼻に異常があって鼻血が出ているのに、首を叩くことに意味があると思いますか?

もちろん、叩いた箇所が鼻血を止めるツボであれば話は別ですよ。しかし、そんなツボは残念ながらありません。

逆に、強く叩いてしまう事で頭が揺さぶられて余計に血が止まらなくなる事もあります。

 

鼻にティッシュを詰める

これは、鼻血が出た時にする行動の中でも一番有名なのではないでしょうか。

私も以前まで、鼻血が出たらすぐにティッシュを詰めてしばらく放置していました。

確かに、数分経てば止まっているケースが多いのですが、単純に時間が経過したことによって鼻血が止まるだけです。

ティッシュを鼻に詰めてしまうと、血と張り付いてしまって、外した時にかさぶたと一緒に取れてしまう事があります。

かさぶたがとれると再び血が出てしまいますので、なるべくティッシュを鼻に詰めるのは止めましょう。

 

正しい対処法

鼻の付け根をつまむ

まず試してほしいのが「鼻の付け根」をつまむこと。

鼻の先っぽをつまんでも効果が薄いので、しっかりと付け根をつまむようにしてください。

そしてとにかくジッとすること。体をあまり動かすと頭が揺れて鼻血が飛び出してしまいます。

その体勢で10分~15分くらいはキープするようにしましょう。

キーゼルバッハ部位は一度傷つくと治りにくいので、止まったと思っても、しばらくすると傷口が開いてしまう事もあります。

 

下を向く

先ほど、鼻血を止めるのに上を向く行為はダメだといいましたよね。

意外に思われるかもしれませんが、「下を向く」のが正しい対処法なんです。

下を向くことで、喉に血が逆流するのを防ぐことが出来ます。

ただし、ダラダラと鼻血が出ている時はティッシュで鼻の穴を抑えながら下を向くようにしてください。

 

とにかく冷静になる

突然、外出中に鼻血が出てしまうと焦ってしまいますよね。

しかし、鼻血を早く止めるにはなるべく冷静にならないといけません。

人は興奮状態になると血圧が上がってしまってさらに血が多く出やすくなってしまうのです。

心の乱れを落ち着かせるために、軽く深呼吸するのが効果的ですよ。

 

まとめ

間違った鼻血の止め方をしていた人も多かったのではないでしょうか。

各々で考え方が違うと思いますので、この対処法を強制するつもりはありません。

ただし、今回紹介した対処法で私は鼻血の止まるスピードが早くなりました。

なるべく早く鼻血を止めたいと考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね(#^^#)

 

 

 

 

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