『睡眠負債』を貯める事による身体への悪影響とは?

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皆さんは普段からしっかりと睡眠をとっていますか?

良質な睡眠をとることで、ストレス解消・疲労回復・美肌効果などのメリットを享受できます。

逆に、睡眠不足が続くことで『睡眠負債』が貯まってしまい、様々なデメリットを被ることとなってしまいます…

 

睡眠負債

睡眠負債は名前の通り、睡眠不足の時間が借金のようにどんどん貯まっていくことです。

例えば、1日に8時間の睡眠が必要な人が、一週間の間に1日4時間しか寝なかったとしましょう。

睡眠負債
4時間の負債×7=28時間

上記の例の場合、たった1週間で28時間もの睡眠負債が貯まってしまうことになります。

では、睡眠不足が続いてしまう事を予想し、休日に多く睡眠を取るなどして睡眠を貯蓄することは可能なのでしょうか?

 

負債は貯まるが貯蓄は出来ない

残念ながら1日に何時間寝たとしても、睡眠時間を貯蓄することは出来ません。

つまり、睡眠負債としてマイナスになることはあってもプラスにはならないのです。

もちろん、貯まってしまった負債を返済するために睡眠を多くとるのは良い事です。

6時間しか寝れなかった日があれば、どこかで9時間弱の睡眠をとるのが良いでしょう。

ただし、あまりにも長い睡眠は身体に悪影響を与えてしまうため、コツコツ負債を返済していきましょう。

睡眠負債が溜まるとどうなるか?

記憶力の低下

睡眠負債が溜まってしまうと、脳の機能が著しく低下してしまいます。

テスト勉強のために、一夜漬けを繰り返してなんとか良い点を取ろうとする学生さんが多くいます。

確かに、大量に物事を記憶をした次の日は良い点数が獲れるかもしれません。

しかし、長い目で見ると脳にダメージを与え続けてしまい、記憶の定着には返ってマイナス影響を与えます。

目先の事ばかり考えて勉強するのではなく、しっかりとした睡眠をとって長期記憶に繋げたい所です。

 

認知症の発症リスクが上がる

スイスのある調査チームが【睡眠と認知症の関係性】についての研究を行いました。

すると、睡眠不足が続く人は認知症の発症確率が上がってしまうことが明らかになりました。

これは、「アミロイドβたんぱく物質」という脳内に存在する老廃物が関係していると言われています。

睡眠負債によってこの老廃物がどんどん溜まり、脳の神経細胞が傷つけられることで認知機能が低下してしまうのです。

 

肥満になりやすくなる

睡眠不足はホルモンの1種であるグレリンを増大させ、レプチンを減少させます。

グレリンは食欲を増進させる効果があり、レプチンは反対に食欲を抑制させる効果があります。

つまり、睡眠負債が溜まっている人は食欲が湧きやすくなり、肥満になりやすい状態となるわけです。

 

睡眠負債を溜めないために

睡眠負債を溜めないためにはしっかりとした睡眠時間を確保することが大事となってきます。

仕事や学業で睡眠をとる時間が少なくなってしまう事情は分かりますが、意味のない時間を省けばきっと時間は捻出できるはずです。

【寝る前のスマホいじり・深夜番組の視聴・長時間のYouTube試聴】など、無駄にしてしまっている時間は探せばいくらでも出てきます。

また、睡眠時間だけに目を向けてしまい、睡眠の質をおろそかにするのはNGです。

8時間の質の悪い睡眠と7時間の質の良い睡眠であれば、後者の方が断然良いと言えます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

何気なくしてしまっている夜更かしが身体に様々な悪影響を与えている事を知って貰えたかと思います。

先ほども言いましたが、、

①睡眠時間の確保

②質の良い睡眠

どちらか一方でも欠けていると睡眠負債は溜まってしまいます。

2つともしっかりと満たせるように工夫をしていきましょう。

 

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