ダイエット
運動、食事制限、レコーディングダイエット、断食 など、今では様々なダイエット法が存在します。
一番体に負担が少なくてオススメなのが運動をすることなのですが、中々時間をとれない人や怪我をしていて激しいトレーニングが出来ない人も多くいます。
食事制限や断食はリバウンドもしやすく、体への負担がかなり大きいため、本当に短期間で痩せないといけない!といった事情がある人以外は止めた方がいいです。
となると、残ったのはレコーディングダイエット。これは意識的な問題なので効果のある人と全くない人が別れやすく、ダイエットの確実性に欠けます。
そこで今回は、ダイエット法とは言えませんが、意識することで痩せ体質を作りやすい食事の食べ方とタイミングを紹介します。
食事に罪悪感を出さない
ダイエット中の方はせっかくの食事を罪悪感を持ちながら食べてしまう傾向があります。
食事をした後に嘆いたところで食べなかったことには当然出来ませんよね。
それなのに「これを食べたら太るんだろうな… 」と罪悪感を持って食べるとストレスがどんどん溜まってしまいます。
ストレスには『食欲減退』と『食欲増進』の2つの効果があるのですが、ストレスが強いと食欲が落ち、ストレスが弱いと食欲が湧いてきます。
食事での罪悪感は後者の弱いストレスがほとんどなため、食欲が湧くことでさらに食べてしまうという負の連鎖になってしまうのです。
もちろん、罪悪感を持たなければ何でも食べても良いというワケではありませんからね。
しっかりと食事管理をして自分が食べても良いと決めたものはしっかりと『喜び』を感じて食べるようにしましょう。
食べる順番を意識する
普段、食事を摂る際に食べる順番を意識している人は少ないと思います。(どうしても好きなものから食べてしまう人が多い)
しかし、栄養素の吸収のされ方や作用の違いで太りやすさが大幅に変わってきます。
食べる順番を意識する上で特に念頭に入れて欲しい事はたった一つ。
何故かと言いますと、血糖値が急激に上昇するとそれを抑えるためにインスリンという物質が大量に分泌されます。
このインスリンは、血糖値を下げることに加え、脂肪を蓄えやすくする というダイエットに不向きな作用があるのです。
つまり、血糖値の上昇を促す食材を先に食べてしまう事で、その後に食べた食材の脂肪分の多くが体に吸収されてしまいます。
例えば、食事に野菜とお肉、魚、ご飯があったとします。このメニューの血糖値の上がりにくい食べる順番は、、
肉や魚などのおかずはご飯と一緒に食べる人が多いと思いますので、無理にこの順番を強制しろとはいいません。
ただ、ご飯や麺類などの炭水化物は特に血糖値を上げやすい食材ですし、野菜は血糖値の上昇を抑制する作用があります。
ですので、少なくとも「野菜→ご飯」の順番だけは崩さないようにして下さい。
食べるタイミングは?
就寝の3時間前はNG
就寝前の3時間は食事を摂らないように意識してください。
食材を消化しきれていない状態で眠りにつくと、脳が興奮したり胃が活発に動いたりして良質な睡眠をとることが出来なくなります。
また、同時に脂肪燃焼能力が下がるため、身体に脂肪が溜まりやすくなってしまいます。
食事間隔は3時間程度を意識
食事の時間を空けすぎると血中の糖分が不足してしまい、軽い飢餓状態になってしまいます。
すると、脳がその後に摂取した食べ物の吸収率を上げる指令を出すようになります。
ビタミン類やミネラルなどであればそこまで問題は無いのですが、脂肪分も多く吸収されることになるため、身体に脂肪が溜まりやすくなってしまいます。
また、食事の間隔を短くするのもあまりよくありません。
身体に吸収される前に食事を摂ると胃に負担がかかってしまい、体に様々な悪影響を及ぼします。