コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は社会に出る上で非常に大事な能力です。
就職での面接も、学歴よりもコミュニケーション能力があるかどうかで判断する会社が増えてきました。
確かに、いくら頭が良くても周りと連携をとることが出来なければ組織としてうまくいきませんよね。
また、会社内でもコミュニケーション能力が高い人ほど昇格しやすいです。当然、上司とうまくやっていければその人の評価は上がりますからね。
コミュニケーション能力は生まれ持ったものではなく、その人の考え方次第で能力の高さが変わってきます。
今回は、コミュニケーション能力を高くする方法ではなく、高い人の特徴を紹介していこうと思います。
どうしても能力の高さには個人差がありますので、こうすればコミュ力を高めることが出来るよ!とは簡単には言えないからです。
能力の高い人がどういった特徴を持っているのかを知り、少しでも自分のものに出来れば、少しずつコミュニケーション能力は高くなっていくはずです。
コミュニケーション能力が高い人の特徴
ハッキリとした挨拶が出来る
コミュニケーション能力の高い人は誰に対しても挨拶することが出来ます。
仲の良い友人や家族に対しては、特にコミュニケーション能力の高くない人でも挨拶をすると思います。
しかし、あまり関わったことのない人に対して『別に挨拶をしなくてもいいかな 』と思ってしまう人が多いんですよね。
会社には多くの同僚がいます。全員とは言いませんが、コミュニケーション能力の高い人は分け隔てなく誰にもでも挨拶をします。
挨拶をされて嫌な気分になる人はいませんよね。相手と目が合った時は見て見ぬふりをするのではなく、積極的に挨拶をして下さい。
また、独り言のようにボソボソとした挨拶では相手も何を言っているのか理解できません。相手の目を見て大きすぎず小さすぎない声でハッキリと挨拶をするようにしましょう。
話しのネタをたくさん持っている
コミュニケーション能力の高い人は話のネタをたくさん持っている場合が多いです。
誰かと話す時にネタを持っていなければ当然、自分から話を振ることは出来ませんよね。
そうすると、必然的に相手の話を聞くことばかりになってしまいます。聞き役に徹するのも悪くはないんですが、コミュ力のある人はどんどん自分から発信するのです。
話のネタは何でも良いんです。今の時代、前日に見たユーチューブなどの些細なことでも充分ネタになります。
また、相手にどんな趣味があるのかを事前にリサーチするのも話を広げるための一つの手です。
せっかく集めたネタであっても、相手が全く興味のない事ばかりであれば聞く気が起きませんよね。
うまく相手との会話で『何が好みなのか、何が嫌いなのか 』などを聞きだすような努力をしておきたいものです。
良い聞き手になる
コミュニケーション能力が高い人は聞き上手な人が多いです。
友人との会話中、自分が話していることに対して相手がすごく興味を持って聞いてくれている時って嬉しいですよね。
嬉しくなることでどんどん話が弾み、『ああ、またこの人と話したいな 』と思えるはず。
当然、自分が嬉しいと思っていることは相手もされて嬉しいに違いありません。
ですので、たとえ相手があなたが興味のない話題を話してきても嫌な顔をせずに聴いてあげましょう。
極端な相槌を入れたり、大げさにリアクションをとる必要はありません。相手の目を見て自然な笑顔で『うんうん』と聞いてあげることが大切です。
否定から入らない
コミュニケーション能力の高い人は否定から入ることが少ないです。
話をしている時に、自分が思っていた事と逆の事を相手に言われたとしましょう。
きちんと説明する前に『いやいや、それは違うでしょ 』といきなり否定から入られたら相手はどう思うでしょうか。
もちろん相手があまりにも的外れな事を言ったのであれば状況は変わってきますよ。しかし、いきなり自分の話を遮られ、全否定されたら当然気分はよくありません。
まずは相手の話を最後まで聴いてから自分の意見を発することを心掛けましょう。
また、『〇〇の意見もわかるけど自分はこう思う 』と、相手の意見を尊重して意見を述べることで円満な会話に繋がります。
まとめ
今回はコミュニケーション能力の高い人の特徴をいくつか紹介しました。
冒頭にも言った通り、この特徴を真似したとしても、直ぐにコミュ力が高くなることはおそらくありません。
毎日の意識の持ち方を変えることで、1~2年後には『この人はコミュニケーション能力があるな 』と思われる人間になれるのではないでしょうか。
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