コーヒーを摂取することで、癌(がん)の予防になるという研究結果が発表されたのをご存知でしょうか?
普段からテレビやスマホでニュースを見ている方は一度は聞いたことのある話だと思います。
しかし、ココアを飲むことで得られる素晴らしい効果を知っている人は意外と少ない…
ココアは皆さんが想像している以上に身体に良い効果をもたらしてくれるのです!!
ココアの嬉しい効果
①風邪の予防
ココアに含まれる抗酸化物質『ポリフェノール 』は風邪の予防に適しています。
ウイルスや悪性の細胞を撃退するNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させることで免疫力を上がるためです。
森永製菓が行った実験でも『インフルエンザ』の予防に効果があるという結果が得られたといいます。
ただし、あくまで予防に効果があるだけで風邪やインフルエンザを治してくれるわけではありません。
まわりに風邪を引いている人が多い時、インフルエンザが流行している時期に日頃から飲む習慣をつけるのがいいでしょう。
②冷えの改善
ココアには『テオブロミン 』という成分が多く含まれています。
このテオブロミンは血管を拡張する作用があり、身体の血行を良くしてくれます。
また、少量ではありますが、ココアに含まれるカフェインも血管拡張を促します。
冷え性は血行不良によって引き起こされますので、これらの成分が含まれるココアは冷えを改善するのに適している飲み物と言えるでしょう。
③リラックス効果
ココアを飲んだ後、何故かホッとすることってありませんか?
これは先ほども紹介した『ポリフェノール 』が多く含まれている影響です。
イライラした時にチョコレートを無性に食べてしまうのも身体がポリフェノールを欲しているからです。
それもそのはず、ポリフェノールには緊張をほぐして身体をリラックスさせる効果があるのです。
また、先ほど紹介したテオブロミンはセロトニンという物質の分泌を促します。
セロトニンは別名『幸せホルモン 』と呼ばれており、ストレスを軽減させます。
ココアを飲んでホッとするのはこの2つの成分のおかげなんですね(*´ω`)
④便秘改善
ココアには『セルロース 』、『リグニン 』という不溶性食物繊維が含まれています。
不溶性食物繊維は水溶性食物繊維とは違って水に溶けることがありません。
体内で水分を含むことで膨らみ、腸内が刺激されて排便がスムーズになります。
海外の研究でもココアを飲む事で腸内環境が良くなるといった結果が出ていますので、信憑性は非常に高いと言えます。
また、リグニンは善玉菌を活性化させるため、便臭も抑えることが出来ますよ(#^^#)
⑤食欲抑制
先ほど、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンがストレスを軽減してくれると言いました。
しかし、セロトニンの効果はストレスの軽減だけにとどまりません。
満腹中枢を刺激し、食欲を抑えてくれるという女性に嬉しい効果もあるのです。
そのため、ダイエット中の人は食欲が湧いてくる前 にココアを一杯飲んでおくことをおすすめします。
※砂糖を入れると逆効果になる可能性もあるので注意してくださいね
ダイエット中の人は知っておこう!『食欲』を抑えてくれる食べ物
カフェインはどのくらい含まれているのか
商品によってばらつきがあるものの、ココアに含まれるカフェイン量は100mlあたり『10g~15g 』が多いです。
ブラックコーヒーが『60g』程度ですから、そこまでカフェインの多い飲み物とは言えないでしょう。
ですので、ココアをたくさん飲んだからと言って健康が害されることは心配は非常に低いです。
ただし、小さい子供や妊婦さんはカフェインの摂取目安が低く見積もられていますので、大量に飲むのは控えましょう。
寝る前にココアを一杯飲もう
ココアは寝る前に飲むのが効果的です。
セロトニンの効果で身体がリラックスし、デオブロミンの効果で血行が良くなって寝付きが格段によくなります。
また、水ではなく牛乳を使用してココアを作るようにしましょう。
牛乳に含まれる『トリプトファン 』が睡眠を促すため、さらに睡眠の質を上げてくれます。
皆さんが気になるであろうカフェインも睡眠を阻害する程の量は含まれていませんので、特に心配しなくてもいいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事でココアに様々な良い効果があることが分かっていただけたかと思います。
また、何度も登場したデオブロミンが超万能な成分であることも同時に理解されたことでしょう(笑)。
無理やり飲む必要はありませんが、少しでもメリットを享受したいという方は毎日の生活にココアを取り入れるようにしましょう(*^-^*)
↓冷たいココアを飲みたい時は溶けやすい粉末を
↓スティックタイプも便利です