皆さんは毎日無意識にやってしまっている癖って何かありますか?
私が普段生活する中でよく見かけるなぁと思っているのが『爪を噛む癖』です。
特に小学生~高校生の頃に周りの友達がよく爪を噛んでいました。
電車に乗っていると結構年配の方も爪を噛んでいる姿を目にします。
しかし、この爪を噛む癖というのは身体に様々な悪影響を与えてしまうため注意が必要です。
爪を噛むことによるリスクとは
歯並びが悪くなる
意外かもしれませんが、爪を噛むときに歯や歯茎に想像以上の負荷がかかっています。
そして、毎日爪を噛むことで負荷が蓄積されてしまい、歯並びが悪くなってしまうのです。
特に、子供はまだ歯が発達しきっていないため、特に歯並びへの悪影響が大きいとされます。
また、常に同じ歯で爪を噛んでしまっている人は顔面非対称になる可能性があるため注意が必要です。
あらゆる細菌が体内に侵入してしまう
潔癖症では無い人は、トイレに行った時ぐらいしか手を洗う機会はないですよね。
外出中にドアノブを触ったりつり革を持ったりすると、手が細菌だらけになっている可能性があります。
そんな手で直接、ポテチなどのお菓子を食べてしまうとどうなるか…簡単に分かりますよね?
もちろん、手をこまめに洗っていればそこまで問題は無いかもしれませんが、爪先まで洗えている人は少数派です。
適当な手洗いでは爪の汚れはまず取れませんので、しっかりと意識して手洗いをすることが大切になります。
細菌の残った爪をピンポイントで噛んでしまうと体内に細菌が侵入してしまいます。
感染症にかかるおそれがある
爪を噛んでいる人の多くは皮膚も一緒に巻き込んで噛んでしまっています。
皮膚は爪と違って傷ついてしまうとそこから血が出てきてしまいますよね。
血が出ているにも関わらずガシガシ噛んでいる人は特に注意が必要です!
傷口から菌などが入ることで膿になってしまう可能性が出てきてしまいます。
また、酷い場合は、感染症を引き起こしてしまって手術をしなければいけない…なんてことになるかもしれません。
海外では死亡してしまったケース もありますので、他人事で済まさないようにしましょう。
爪が変形してしまう
爪を噛むという事は、爪を傷つけているのと同じです。
爪は切っても生えてきますが、何度も噛んでボロボロにしてしまうことで生え方が変わってしまったり、巻き爪になる可能性もあるんです。
女性なんかは、幼少期に爪を噛む癖があったせいで、成人した時にネイルがうまく映えないなんてことになることも。。
オシャレをしたい女性は将来のことを考えて今すぐ止めるようにするのが懸命ですね。
爪を噛む癖はどうやったら止められるのか?
正直、爪を噛む癖は「我慢する」以外の方法で治すのは不可能に近いです。
癖が出てしまいそうな時に自制心をしっかり保って踏みとどまる。これが最善の道であることは確かです。
ただし、世の中にはその自制心が中々保てない人も多く存在します。
そういった人には以下の方法で癖を抑える事をおすすめします。
ハンドクリームを塗っておく
ハンドクリームを塗る事と、爪を噛む癖に何の関係があるの?と思われた方もいらっしゃると思います。
これは、「せっかくハンドクリームを塗った手を汚したくない」と考えてしまう心理を利用した改善方法となります。
例えば、歯を磨いた後に何か食べ物を食べようとしますか?
普通は、「さっき磨いたばかりだから食べるのは止めておこう」となりますよね。
ですので、爪を噛む癖を抑えたい人はこまめにハンドクリームを塗るようにしましょう。
苦味成分が入ったマニュキュアを使用する
苦味成分が入ったマニュキュアを爪にコーティングすることで、あまりの苦さに爪を噛む気が起きなくなります。
先ほどのハンドクリームと似たような方法ですが、こちらは半強制的に癖を止める方法ですね。
ただし、画像のマニキュアはギネスブックにのるほどの苦味成分らしいので、小さいお子さんには使わないようにしましょう
まとめ
無意識にやっていることがこんなにも体に悪影響を及ぼしている可能性があることを考えるとゾッとしてしまいますよね…
爪を噛む行為は、ストレスや欲求不満から引き起こされる可能性が高いと言われています。
癖を治す方法を模索する前に、今の生活習慣を見直してみましょう。
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