ブラック企業
ブラック企業(ブラックきぎょう)またはブラック会社(ブラックがいしゃ)とは、「新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働・パワハラによって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業」(今野晴貴による定義)を指す。「従業員の人権を踏みにじるような全ての行為を認識しつつも適切な対応をせずに放置している企業」との指摘もある。
ブラック企業の定義というのは、今現在では明確に存在しませんが、上記の内容がブラック企業の現状を表していると言えますね。
簡単に言えば、主に若手の就活生の能力を見ずに、大量に採用をしておかしい量の仕事をこなさせると言ったところでしょう。
一度入社すればそこがブラックなのかそうでないのかはわかりますが、その企業は退職を何とか阻止しようとしてきます。
なので、入社する前にその企業がブラックなのかを見極めることが大事になってきます。
そこで今回は、ブラック企業の可能性が高い会社の見極め方を自分なりに紹介してみようと思います。
求人広告の誇張が激しい
ブラック企業というのは、あまりの過酷さに辞めていく人が多くなります。そのため、人員不足を補うためにとても誇張した広告を出してくるのです。
世の中には企業に勤めるために求人広告を随時確認している人もいます。
例えば、『やる気のある方なら年齢も経歴もまったく気にしません』とか、『30台で年収1000万越えも!?』などの求人広告があると就活性は思わず飛びつきたくなります。
年収が高いのは基本給に残業代などを含めているだけであって、その収入を全部獲得するためには過労死基準をはるかに超える労働が必要になってくるでしょう。
また、ブラック企業は基本的にどんどん人材を使い捨てるので、年齢や学歴などを気にしないところが多いのです。
他にも、一年中求人広告を出しているところは危険といえるでしょう。
人材を募集しているということは、人手不足ということ。
まともな企業が年中人手不足なんてことあり得ると思いますか?
精神論、根性論を押し付けてくる
ブラック企業の企業理念はとにかく精神論が多いです。
やりがいとか努力とかを全面的に打ち出している求人広告を見たら真っ先にブラック企業かもしれないと疑いましょう。
入社してしまうと根性論を押し付けられ、無理難題のノルマなどを達成するように促されます。
例えば、どうすれば効率的に仕事が出来るのかを考えず、とにかく手を動かすんだ!的なマインドで残業をさせられまくられるのです。
今の時代、転職をする人は増えていますが中途採用は非常に厳しい状況となっています。
なので、一度ブラック企業に入ってしまうと、職を失う恐怖に負けてしまい、過度な残業で過労死してしまうという例が多く出てしまうのです。
複数のクチコミサイトを確認する
企業選びをするときに、少なくとも周りのクチコミなどを確認しますよね。
ブラック企業は基本的には悪いクチコミが多いのですが、そのブラック企業が関与しているサイトを見てしまうとほとんどがサクラだという可能性もあります。
みんなが高評価だからここはホワイト企業なんだなぁと1つのサイトで判断するのは非常に危険です。
ブラック企業であれば、複数のサイトを確認してみると、どこかで極端に評価が引くいクチコミが多くあるところが見つかるでしょう。
クチコミはその人の考え方なので、多少の評価の違いはもちろんあります。
ただ、あまりのクチコミの評価平均の差があると怪しいです。
面接が簡素すぎる
通常の企業面接では、しっかりと対策をとっていなければ内定を獲得するのは非常に厳しくなっています。
ただ、ブラック企業はとにかく人の入れ替わりが激しいため、その人のやる気や性格などをほとんど考慮に入れていないのです。
面接の質問も簡単、質問数が極端に少ないなどのあっけない面接が行われ、終了後すぐに内定のメールや電話がくる場合はブラック企業の確率がとても高いといえるでしょう。
内定をもらっても、そこに就職するかしないかを決めるのは自分です。
一度冷静になって、その企業を隅から隅まで調べ上げてブラック企業ではないことを確認するようにしましょう。
まとめ
今回は、ブラック企業の見分け方を紹介しました。
ただ、今書いていることを理解し、バレない様に対策をとっている企業もあります。
なので、今回の記事はこういった見分け方もあるんだ~程度に思って読んでいただけると幸いです。
皆さんがブラック企業の魔の手にかからないことを祈っています。
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