人望
信頼できる人物として、人々から慕い仰がれること。「人望を集める」「人望を失う」
社会に出ると何かと重要となってくる人望。
人望がある人は困ったときに助けてくれる人が多かったり、会社で責任の大きい仕事を頼まれたりとメリットがたくさん。
逆に、全くない人は周りに相談できる人がいなかったり、職場で雑用ばかり頼まれたりとデメリットが非常に多くなってきます。
では、人望は有無は生まれつきで決まってくるものなのでしょうか?
答えはNO。
人望というのは本人の努力でいくらでも集めることが出来ます。
今回は人望がある人の特徴を少し紹介していこうと思います。
人望がある人に多い5つの特徴
人によって態度を変えない
人望がある人は人によって態度を変えるということは決してしません。
大人数のコミュニティーに所属している時、あまり性格の合わない人がいる時があると思います。
その人の前だけ面倒くさそうな態度をとっていると、当然その人からは良い印象を受けませんよね。
また、そういった態度をとっている人と仲の良い人が、自分の愛想よく接している友人だったらどうでしょう?
あまりに態度が違うと、その友人の前で『俺とお前で全然接し方が違うくない?』と発言してしまうかもしれません。
もちろん友人はそういった事実を知りませんから、『人によって態度を変えるやつだったんだな。。』という悪いイメージを持たれてしまいます。
学校や職場だとこのようなイメージは直ぐに広がりますので、一気に人望が無くなってしまいます。
どんな人でも平等に接する人が信頼があり、人望がある人だと言えるのです。
失敗を素直に認める
人間誰しも失敗はつきものです。
ただ、失敗した時に『上司に怒られてしまう』、『職場に居づらくなる』と考えてしまう人も多くいます。
そういった人は失敗を隠して乗り切ろうとしてしまうのです。
もし失敗を隠していることがバレてしまったらどうなるでしょう?
信頼関係なんて簡単に崩壊してしまいますよね。
もちろん、人望がある人でも失敗はします。
しかし、自分が原因であれば直ぐに非を認め、謝罪することが出来ます。
当然に思われることかもしれませんが、素直に失敗を認めることが人望を有無に大きく関わってくるのです。
謙虚
執拗に自分の良い所や成功したことを自慢する人をあなたはどう思いますか?
大体の人が『この人は面倒くさい人だな』と思って距離を置いてしまうでしょう。
人望のある人の全てというわけではありませんが、とりわけ謙虚な人が多いです。
たとえ自分が良い業績を残したとしても、大きな顔をせず、何事もなかったかのように振舞います。
もちろん、『すごいね』、『おめでとう』などと称賛された時は素直に感謝の気持ちを述べます。
こういった行動を続けていると、次第に周りから謙虚で奢らない人なんだなと尊敬されるようになるのです。
気配りが出来る
気配りと言えばどんなことを思い浮かべますか?
上司からの評価を上げるためにする気配りもそうですが、人望がある人は普段から意識的に気配りが出来ています。
例えば、友達とご飯を食べに行ったときに大皿を頼んだとします。
その時に何食わぬ顔で皆の分を取り分けたり、ある程度時間が経った時に『何か注文ある?』とさり気なく言えたり。
仕事場で忙しそうにしている人に『お疲れ様』、『手伝うことはない?』と声掛けをしたり。
こういう行動を当然のようにしていると、周りが良く見えている人なんだなと思われ、信頼されるようになります。
約束を守る
約束が守れない人で人望がある人はほとんどいないでしょう。
~毎回約束の時間に遅刻してくる。頼んだ資料を毎度忘れてくる。~
そんな人を次もどこかに誘ったり、何かを頼んだりしようと思いますか?
『ああ、この人は平気で約束を破る人なんだな。』と敬遠したくなりますよね。
また、約束の時間に間に合わなかった時に行う対応も大切になってきます。
人生は長いので、意図せずに約束を破ってしまうことも少なからずあるでしょう。
例えば、約束の時間に間に合わなかった時、人望がある人はしっかりと相手に「なぜ遅れたのか」を伝えることが出来ます。
しかも、それは事後ではなく間に合わなくなると分かった時点で報告をします。
たとえ約束を破ってしまったとしても、早く報告してくれる人であれば信頼が大きく低下することはありません。
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