中国の武漢から始まり、全世界で猛威を振るっている新型コロナウイルス。
外出を控えて自宅で生活しておけば感染する可能性は低いものの、仕事や学校がある方はそうはいきませんよね。
そこで今回は、感染リスクが高い場所と感染しないために行うべき事を紹介していこうと思います。
感染するリスクの高い場所
電車のつり革
電車は、通学や通勤で毎日大量の人が乗降します。
特に、朝などの通勤ラッシュは満員になることが多く、つり革を掴んでいないと非常に危険です。
しかし、この皆が頻繁に触るつり革は1週間に1度のペースでしか掃除がされていません(一般的な車両)
ピンポイントでウイルスの付いたつり革を掴んでしまう可能性は低いものの、混雑している電車では無い話ではありません。
つり革を持たないといけない場面では仕方ありませんが、扉付近に空きスペースがあるのであれば、なるべくそちらに移動するようにしましょう。
エレベーターのボタン
エレベーターに乗った後、自分が降りる階のボタンを押しますよね?
この当たり前のように押しているボタンには大量のウイルスが付着している可能性があります。
カナダの研究チームによる実験によると、トイレやバスルームよりも、エレベーターのボタンが汚染されていたと言います。
・肘でボタンを押す
・他の人が押すのを待つ
・ティッシュや服の袖で押す
これらの対処法も完ぺきではありませんが、何も対策をしないよりかはマシでしょう。
蛇口の回し
現在では自動で水が出るものも増えてきましたが、未だに手で回す・押すタイプの蛇口も多く存在します。
みんな手を洗う前に触りますので、手に付着しているウイルスが移ってしまいます。
そんな危険な箇所を水を止める際に触ってしまうと、せっかくの手洗いも台無しです。
手洗いを終えた後は、直接蛇口の回しを触らずにティッシュ等を用いて水を止めるようにしてください。
ウイルスに感染しないためには
顔付近を触らない
・目をこする
・咳やあくびで口を抑える
・頬杖をつく
これらは全て手からウイルスを体内に感染させる確率が高めてしまう行為です。
目をこするのはなるべく我慢し、咳が出そうな場合は肘付近で受けるようにしましょう。
また、頬杖は長時間も手が口に接近してしまいますので、意識して止めるようにしてください。
手洗いうがい
外出後の手洗いとうがいは非常に大切です。
手洗いをせずに自宅のモノに触れてしまう事で、家族までも感染のリスクにさらしてしまう事になります。
毎日手洗いするのは基本ですが、インフルエンザや新型ウイルス等が流行っている時は入念に手洗いしてください。
また、バシャバシャと水をかけているだけの人も多くいますので、石鹸をつけて指の間や爪もしっかりと洗うようにしましょう。
消毒をする
手洗いは習慣のように行っている人が多いですが、消毒までしている人はあまりいません。
ウイルスは水と石鹸だけでは完全に死滅させることが出来ないので、同時に消毒を行うようにしましょう。
順番は手洗い→消毒です。アルコール消毒では汚れはとれないため、順番を間違うと汚れに隠れたウイルスを滅菌することが出来ません。
一度に使用するアルコールの量ですが、ポンプ型であれば最後まで押し切るくらうたっぷりと手に付けましょう。
外出する際は必ずマスクをする
マスクはウイルスの感染予防にもなりますし、他の人に移さないという意味でも非常に重要なアイテムです。
感染が広がっている時は周りの人も敏感になり、マスクをしていないと嫌な目でみられかねません。
また、間違ったマスクの使い方をしていると、ウイルスの予防効果が激減してしまいます。
以下の記事でマスクの正しい使い方を説明していますので、良ければ目を通しておいてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
皆さんが当たり前のように触れているものは感染リスクが高いと言えます。
対策するのは中々大変ですが、一人ひとりが適切な行動を心掛ければ感染確率を下げる事が出来ます。
ずっと健康でいられるように意識して行動するようにしましょう!
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