先日、女優の沢尻エリカが麻薬所持・使用の疑いで現行犯逮捕されました。
その他にも、ピエール瀧や清原和博など、テレビに多く出演していた芸能人も続々と逮捕されています。
しかし、逮捕された多くの人が保釈金を支払うことで懲役刑を回避し、直ぐに社会に出てきますよね。
それもそのはず、日本は世界的に見ても麻薬の取り締まりに関してはかなり甘い方です。
例え大麻やコカインなどを使用していたとしても、初犯だと執行猶予で済むケースがザラなのです。
そこで今回は、
を5つ紹介してみようと思います。
麻薬の取り締まりが厳しい国々
シンガポール
シンガポールでは大麻を100g以下所持・売買・製造していると10年以下の懲役・20万円以下の罰金・鞭打ち などの刑に処されます。
また、ヘロインを15g以上、大麻を500g以上など、一定量を越えてしまうと問答無用で死刑になります。
麻薬以外にもチューイングガムや電子タバコの持ち込みも禁止されているため、旅行に行く際は注意するようにしてください。
中国
中国は麻薬の所持や密輸、製造等に非常に厳しい国です。
アヘンを1㎏以上、覚せい剤やヘロインを50g以上密輸した場合、15年の懲役刑・終身刑・死刑 のいずれの刑に処されます。
ただし、中毒者は直ぐに罰せられるわけではなく、戒毒所と呼ばれる麻薬厚生施設に収監されます。
国内から依存症を減らそうという気概が見えてきますね。
インドネシア
インドネシアで大麻を所持・使用していると数十年の懲役、最悪の場合は死刑に処されます。
また、先ほど中国では刑の執行よりも依存症患者の治療を優先すると言いましたが、インドネシアは真逆です。
依存症になった人は直ぐにあの世に行ってくださいと言わんばかりの態度で極めて高い確率で死刑となります。
ここまで厳しくしているのはテロ組織などへ資金を流出させないためだという説が最も有力です。
サウジアラビア
サウジアラビアは世界的に見ても死刑の執行数が多く、不倫や窃盗などで死刑になるケースも少なくありません。
当然、麻薬を密輸・所持・使用した場合、量にもよりますが高確率で死刑となります。
死刑の執行方法もかなり残酷で、大勢の人の前で首を切られて絶命させられるなど、日本では考えられない方法で執行されます。
マレーシア
マレーシアに麻薬を密輸しようとしたとして、日本人の元看護師が死刑判決を受けた事件がありました。
それもそのはず、マレーシアではヘロイン15g以上、コカイン40g以上を所持または使用した場合、最高で死刑になります。
例え少量であったとしても無期懲役刑が科されるなど、麻薬に関して非常に厳しい国の1つです。
ただし、マレーシアでは依存症患者に使われる税金があまりにも肥大化してしまったため、少量であれば非犯罪としようという動きもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の麻薬の取り締まりに厳しい国々を見ると、日本が薬物に関して甘いのが理解できたでしょう。
麻薬は使った本人がハイ状態になるだけではなく、最悪の場合、他人に危害を加えるケースもあります。
即刻死刑にしろとまでは言いませんが、日本ももう少し厳しく取り締まって欲しいと私は思います。