よく無差別殺人や誘拐などの事件をニュースで見かけるため、物騒だな…と思っている人も少なくないと思います。
しかし、日本は世界的に見ても比較的安全な国とされており、殺人事件も実際はあまり多くありません。(自殺者はかなり多い部類)
そこで今回は、出来れば足を踏み入れたくない『治安の悪い国 』をいくつか紹介してみようと思います。
メキシコ
メキシコの都市である『シウダー・スアレス 』は年間で3000件近くもの殺人事件が起こっています。
アカプルコという都市では毎日3.4人の人が殺人事件に巻き込まれるという鬼畜っぷり…
また、一部の悪質な警察官が立場を利用して不法な金銭要求を行ってきたりもします。
マフィアの数が多い事も有名ですが、こちらも名ばかりの警官が賄賂を受け取って機密情報を横流ししたりするケースが多くあると言います。
ただし、旅行客が頻繁に訪れるような都市は比較的安全です。
危険とされている都市でも、ガイドブックに記載されている『危険地区 』に進入しなければ犯罪に巻き込まれる確率は低いでしょう。
シリア
シリアでは2011年の『アラブの春 』を皮切りにずっと内戦が続いています。
政府軍と反対派の軍による衝突が繰り返し行われ、外を歩いていたら流れ弾を被弾するケースもなんてことも少なくありません。
また、テロ組織が頻繁に活動しており、自爆テロがあちこちで行われています。
シリアのアレッポで日本人2名が過激派組織『イスラム国 』に人質となり、殺害された事件も記憶に新しいと思います。
殺人が起こるというよりかは、テロや争いに巻き込まれる可能性が非常に高いという点で、非常に治安の悪い国と言えるでしょう。
ベネゼエラ
元々はベネズエラは石油の輸出によって潤沢な資金を持ち、そこまで危険な国ではありませんでした。
しかし、石油に依存しきった政府の代償はあまりにも大きかった…
石油価格の低下によって経済はどん底のどん底に。
そこからは強盗事件や殺人事件が横行する社会となってしまいました。
ベネズエラの中でも治安が最悪と言われるのが『カラカス 』という都市。
殺人の発生確率が100倍を超えるとされています。
特に、宿泊施設を利用する際は注意しないといけません。
ヤバイ連中があちこちにいるため、宿泊前に目をつけられると十中八九で侵入されて追いはぎにあいます。
また、スラム街も多くありますので、旅行でベネズエラに行く際はしっかりと地形を確認してからにしましょう。
ホンジュラス
世界一犯罪確率の高い国として有名な『ホンジュラス 』。
2012年のデータにはなりますが、10万人に90人が殺人事件に巻き込まれると言います。
日本の人口で考えると、年間で10万人が誰かに殺されてしまう計算に…恐ろしすぎる( ;∀;)
ここまで犯罪が多い要因の1つとして、銃器が簡単に入手できてしまうことが挙げられます。
所持数には制限があるものの、ゲームショップでゲームを購入するような感覚で銃が手に入ってしまいます。
また、無法地帯と化した地域は警察が機能していないので何でもアリです。絶対に近づきたくありませんね…