世界の中では日本の10%は低い方!?『消費税』が高い国ランキング

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ワラビー
最近、日本でも消費税が8%から10%になりましたよね

コンビニでちょこっと買い物をする程度であれば、消費税が10%になったところでそんなに痛みを感じません。

しかし、不動産や車など、〇百万・〇千万 もするものを購入する際はたった2%の上昇でもダメージは結構大きい…

さて、10%でも高いと批判を浴びる日本ですが、海外には日本の比ではないほどの消費税を課せられている国があります。

そこで今回は、消費税の高い国TOP3を紹介していこうと思います。

※同じ税率の国はまとめています

 

3位:フィンランド他

3位は消費税が24%で『アイスランド・フィンランド・ルーマニア・ギリシャ 』と4国がランキング入りしています。

日本の10%でも高いと言う人が多い中、24%も消費税を払わないといけないなんて考えられませんよね(笑)。

しかし、医療費や教育費が無料になったりと、税収が多い分、社会福祉が充実している国がほとんどです。

また、世界幸福度ランキング2019でもフィンランドは1位、アイスランドは3位と、国民のために税金が使われている事が分かります。

 

ただし!!

 

ギリシャは2015年に債務不履行のため、経済が破綻してしまいました。

それもそのはず、当時のギリシャは国民の10人に1人が国家公務員だったと言います。

そして、公務員に対する手当の羽振りもよく、税金もかなり偏った使われ方をしていたのです。

また、年金の受給年齢も55歳以上からと異常に早く、貰える金額も相当なものでした。

これでは経済破綻がするのは火を見るより明らかです。

多大な税金を集めても間違った使い方をしていては元も子もありませんよね(^^;)。

 

2位:スウェーデン他

2位は消費税が25%で『スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・クロアチア 』の4国がランキング入りしました。

先ほども言いましたが、これらの国は消費税が高い分、社会福祉の充実ぶりが半端じゃないです。

スウェーデンの社会福祉

・大学までの教育費が無料

・20歳未満の公的医療費が無料

・手厚い求職者・失業者支援

ノルウェーの社会福祉

・12歳までの公的医療費が無料

・18歳までの歯科医療費が無料

・高齢者への厚い待遇

スウェーデンは社会人になるまでの教育費や医療費が全て無料になるなど、子を持つ親にとってはこれほど有難い社会保障はありません。

また、日本と同様に軽減税率が設けられています。

【スウェーデンの軽減税率】

12%=テイクアウト食品、自転車、靴、ホテルの宿泊設備、レストラン…etc

5%=新聞、スポーツ施設の使用、スポーツイベントへの入場料…etc

 

いくら福祉が充実しているからと言って全てのモノに25%の税率をかけられたら流石にやってられないですよね…(笑)

税金を多く徴収する分、国民にしっかりと恩恵を与えているのは良い傾向だと思います。

 

1位:ハンガリー

世界消費税ランキングで見事第一位に輝いたのは『ハンガリー 』で27%!!

正直、24%・25%と見てきたので驚き自体は少ないですが、何かモノを購入する度にプラスで3割負担しないといけないのは結構辛い。。

 

ハンガリーの社会福祉

・義務教育費用が無料

・公的医療費が無料

【ハンガリーの軽減税率】

18%=商業宿泊施設、小麦・穀物を使用した食品…etc

5%=本、鶏肉、豚肉、乳製品、レストランでの食事…etc

 

一見、ハンガリーも国民のために税金を使っているように思えます。

しかし、国民が感じている気持ちはフィンランドやアイスランドとは対照的

なんと、経済開発機構(OECD)加盟国の中で生活の満足度 最下位なのです。

これらの不満は公務員の多さや行政の非効率化などが原因だとされています。

医療や教育はある程度保証しているが、無駄に使われている税金が圧倒的に多いと言うわけですね。

 

また、ハンガリーはポテトチップス税というユニークな税金もありますよ!笑

名前がユニークで面白い!世界に存在した「変わった税金」

高い消費税ランキング10傑

先ほどはトップ3を見ていきましたが、消費税が高い国ランキング上位10傑を見てみましょう。

 

1位:ハンガリー 27%

2位~5位:クロアチア・スウェーデン・デンマーク・ノルウェー 25%

6位~8位:アイスランド・フィンランド・ギリシャ:24%

9位~10位:ポーランド・ポルトガル 23%

この結果を見て何か気付く事はありませんか?

なんと、EU加盟国が10位以内全てを独占しているのです。

ここまで平均的に高ければ国民の不満も少なくて済みそうですね(笑)。

 

最近、消費税を廃止した国も

マレーシアでは2015年に6%の消費税が設けられましたが、2018年に廃止しました。

野党が「消費税の廃止」という公約を掲げていたそうで、政権交代の際に実現された形となります。

その代わり、サービス税と呼ばれるものが存在し、ホテルやレストランのサービスは6%の税を課せられます。

また、ガソリンの価格が上がったりしたことから『負担が余計に増えた 』という意見も多々あるらしいです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回紹介した国のほとんどが軽減税率を設けており、低所得者の負担が出来る限り少なくなるように工夫をしています。

日本では消費税が20%に引き上げる政策を出した時点で国民からのバッシングが凄そう…

個人的には、しっかりと社会保障を充実させてくれればもう少し上げてくれても全然構わないです。

ただ、『桜を見る会 』での与党の対応を見ている限り、先行きは険しそうですね( ;∀;)

 

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