日本で売られている商品の中で『税負担』が極端に重いものとは?

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日本には様々な税金が存在します。

身近なもので言えば、消費税・所得税・住民税・固定資産税 などがありますね。

消費税は誰でも知っていると思いますが、住民税や固定資産税は確定申告をしていない人にはピンとこないかもしれません。

今回は、日本で販売されている商品の中で、税負担が極端に重いものを3つ紹介しようと思います。

たばこ

たばこは、日本で販売されているモノの中で税負担が最も高い商品とされています。

・国たばこ税

・地方たばこ税

・たばこ特別税

・消費税

上記がたばこに課せられる税金の種類です。これらを合計すると、紙たばこ1箱の価格の約6割が税負担となります。

また、たばこは年々増税を繰り返し、1960年に70円で購入できた「ハイライト(銘柄)」が今では450円で販売されています。

税負担が増えると税収が落ちてしまいそうに感じますが、驚くことに、たばこの税収は右肩上がりに増えているのです…

これは、販売数は減少するものの、重度のヘビースモーカーがリピートして税収を下支えしているためだと考えられています。

 

お酒は『酒税』という税金の負担が重く、市販で購入している酒類の原価は想像以上に低いものです。

ちなみに、酒税の対象となる酒類は以下を満たすものを指します。

・飲用に供し得る程度まで水等を混和してそのアルコール分を薄めて1度以上の飲料とすることができるもの

・水等で溶解してアルコール分1度以上の飲料とすることができる粉末状のものを含む飲料

酒税の負担率は様々で、発泡酒が59円、ワインが32円、日本酒が39円となっています。

特に、酒類の中で最も税負担が高いのがビールです。

1本(350ml)が130円のビールがあるとすると、、

酒税=77円

消費税=20.7円

合計課税額=97.7円

消費者が支払う最終価格は「227円」となり、約43%が税負担ということになります。

しかし、政府は税収格差による新商品の開発競争の低下を懸念し、ビール類の税金を一本化する方針を示しました。

この方針によると、ビールは最終的に減税されますが、第3のビールは増税されることになります。

※第3のビール=ビールや発泡酒とは別の原料、製法で作られた発砲アルコール飲料の事

 

ガソリン

ガソリンには、「ガソリン税」という非常に高い税率が課せられます。

ちなみに、正式名称は『揮発油税及び地方揮発油税』です。

以下にガソリンに課せられる税金の種類を示します。

・ガソリン税(本則税率)

・ガソリン税(暫定税率)

・石油税

・消費税

暫定税率とは、本来の税金に暫定的に税率を上乗せされた税金の事。

数十年前に一時的なものとして追加された税金ですが、現在も残ってしまっている状態です。

ガソリン価格が1Lで150円だとすると、上記の税金の合計が70.42円となり、最終価格の約半数が税負担ということになります。

たばこ程ではないものの、車を所持している人は多くいるため、財布へのダメージはかなり大きいものです。

税率を加味したガソリンの価格はこちらのサイトで計算できます↓

https://keisan.casio.jp/exec/system/1189565836

 

 

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