1日に飲む「コーヒー」の理想の量は何杯なのか?

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皆さんはコーヒーをよく飲みますか?

好きな人は平気で1日に3杯~5杯のコーヒーを飲むでしょう。

ただし、コーヒーは水では無いため、身体に何らかの影響を与えます。

今回は、コーヒーを飲むことによる良い影響と悪い影響をいくつか列挙していこうと思います。

また、1日にどのくらいの量を摂取するべきなのかも同時にお話ししていきます。

 

コーヒーを飲むメリット

癌の予防

コーヒーを飲むことによる良い影響で有名なのが、予防になることでしょう。

1日にコーヒーを2杯飲む人は、まったく飲まない人に比べて【食道がん・乳がん・肝臓がん】に発症するリスクが低下したと言います。

ただし、なぜコーヒーを飲むことで癌の予防になるのかは明らかになっていません。

糖尿病のリスクが低下

糖尿病は、遺伝が原因と考えられている『Ⅰ型』と生活習慣が起因となる『Ⅱ型』に分けられ、日本の糖尿病患者の9割以上はⅡ型糖尿病です。

ある研究チームによる実験で、コーヒーを定期的に飲んでいる人は飲んでいない人よりもⅡ型の糖尿病にかかる確率が約10%低減しました。

これは、コーヒーを摂取することで血糖値が上昇するためだと考えられています。

 

二日酔いが緩和される

お酒を大量に飲んだ後にやってくる地獄の二日酔い

この二日酔いは、アルコールを体の中で分解する際に出来る『アルセアルデヒド』が原因と言われています。

アセドアルデヒドは血管を拡張する作用があり、酷い頭痛を誘発してしまうのです。

そこで効果的なのが、コーヒーに多く含まれる「カフェイン」です。

カフェインは血管の拡張を抑える効果がありますので、二日酔いによくなる人はコーヒーを定期的に飲むようにしましょう。

 

飲みすぎによる悪影響

カフェイン中毒

先程も言いましたが、コーヒーには多量のカフェインが含まれています。

厚生労働省が発表している1日のカフェイン摂取量の目安(健康的な成人)は『400mg』です。

一般的なコーヒーのカフェイン含有量が1缶あたり100mg~120mgと言われていますので、4杯で目安を超過してしまう事になります。

カフェインは多くのメリットもありますが、摂取しすぎると身体に様々な悪影響を及ぼしてしまいます。

特に、妊婦子供は少量でカフェイン中毒になりやすいので注意が必要です。

 

鉄分の吸収を阻害する

コーヒーを多く飲む人は『貧血』になりやすいと言われます。

これは、コーヒーに含まれるタンニン鉄分の吸収を阻害してしまうからです。

鉄分は、貧血の原因となる「ヘモグロビン」と密接な関係があり、効率よく吸収できないと貧血を起こすリスクを引き上げます。

コーヒーを摂取する場合は食前=30分、食後=1時間の間隔を空けるようにしましょう。

 

口臭が酷くなる

コーヒーを飲んだ後に自分の息が臭くなっていると感じた事がありませんか?

これは、コーヒー豆の微粒子が舌の表面に付着してしまうことで、独特な臭いを発するのです。

また、カフェインによる利尿作用が口内の唾液量を減少させているとも言われています。

口臭が気になるという方は、コーヒーを飲んだ後に数回うがいをするようにしましょう。

 

適切な量は何杯?

ずばり、コーヒーの良い影響を最大限に享受できると思われる1日での摂取量はカップ3杯です!!

癌や糖尿病に対しての予防効果を記した論文には、被験者は1杯ではなく2~3杯のコーヒーを飲んでいたとされています。

また、4杯以上飲んでしまうとカフェイン中毒になるおそれや、貧血になるリスクが高くなります。

これらの情報を考慮すると、1日に飲むべき理想の量はカップ3杯だと言えるでしょう。

ただし、これはあくまで理想の量ですので、必ず3杯のコーヒーを飲まないといけない訳ではありません。

1日に1杯の摂取を続けている人は、そのままのペースでコーヒーを飲んでいきましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

コーヒーには良い面も悪い面もあることが分かっていただけたかと思います。

1つ注意して欲しいのが、今回紹介したのはあくまで砂糖ミルクを入れていないコーヒーでの話です。

砂糖を大量に入れてしまう事で、返って糖尿病になるリスクを上げてしまう恐れもあります。

適切な量のコーヒーを飲んで健康な生活を送りましょう(#^^#)

 

 

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