新型コロナウイルスの対策として重要なのがマスクの着用。
絶対に感染を防げるというワケではありませんが、他人に移さないという面では非常に効果的なアイテムです。
また、マスクを着ける習慣のない欧米よりも、マスクを着ける習慣のあるアジアの国々の方が感染者数も抑えられているというデータもあります。
ただ、コロナ自粛のせいで外に出る機会が減ってしまい、運動不足に陥る人が増えているのも事実。
マスクを着用しながらの運動は効果的なのでしょうか?それとも止めるべきなのでしょうか?
肺活量が鍛えられる
マスクを着用していると呼吸がしにくくなりますよね。
そんな状態でランニングをすると、当然ながら着用していない時よりも辛くなることは誰でも予想がつくと思います。
あえて呼吸をしにくい状況を利用して肺活量を鍛えようとする人はいますし、昔の漫画にもそういうシーンがありました。
確かに、普通に走るよりかは効果があるんでしょうが、それ以上にリスクがある事を理解しておかなければなりません。
中国で死亡事故が起こった
新型コロナウイルスの対策として、中国の学校でマスクを着用しながらの体育の授業が行われました。
しかし、複数の生徒が不調を訴え始め、3人の生徒が死亡してしまうという悲惨な結果となってしまいました。
高性能マスクを着用していた
マスクは主に、市販で販売されているものと医療の現場で使われるものの2つに大別することが出来ます。
医療用マスクは市販のマスクよりも通気性を悪くしているため、呼吸が極端にしにくくなります。
今回、死亡してしまった生徒は『N95』という医療用マスクを着けたまま状態で授業に参加していたと言います。
この事件を機に、中国当局は体育でのマスクの着用を禁止し、適切な距離を保つ事で対策を行う指針を示しました。
夏場は特に注意が必要
普段からマスクをしている人は分かると思いますが、マスクの着用時はより一層暑さを感じやすくなります。
30℃を超える日にマスクを1時間しているだけでフラフラになるのに、激しい運動をするなんてどれだけ辛いか想像もつきません…
また、温暖化の影響で年々気温が上昇し、熱中症で死亡する人も右肩上がりとなっています。
感染の確率を少しでも低くする事は大事ですが、夏場にマスクを着用しての運動はなるべく避けるようにしてください。
山中教授が対処法を
iPS細胞でノーベル医学生理学賞を受賞した山中教授。
マラソンが趣味である教授は定期的にジョギングをしているらしいです。
しかし、このご時世ですから、何のエチケットもなしにハァハァと息を漏らして走る訳にはいきませんよね。
そこで、マスクの代わりとしてバフなどの布を口元を覆う方法を動画で紹介されました。
どうしてもランニングやジョギングをしたい方はぜひ参考にしましょう(#^^#)
紹介動画はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=sO1BmlMij8c&feature=emb_logo
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