みんな大好きパンケーキ。
何枚も積んだりシロップを多く垂らすことでインスタ映えになるため、女性からの人気も高いですよね。
また、パンケーキはお店で食べる人が多いと思いますが、材料さえ購入すれば自宅でも簡単に作ることが出来ます。
そんな中、「パンケーキシンドローム(症候群)」という言葉がひそかに話題になっているのをご存知ですか?
パンケーキシンドローム
パンケーキシンドロームとは、『小麦粉』やパンケーキに使われる『ミックス粉』にダニが侵入し、食べた人が様々なアレルギー症状に悩まされる事を言います。
加熱したら死滅すると思われがちですが、ダニの死骸を摂取してもアレルギー症状を引き起こすため、一度繁殖すると防ぐのが困難になります。
また、ダニの姿は肉眼で捉えるのがまず不可能。入らない対策をしていくことが重要となってきます。
どんなアレルギー症状?
ダニによって起こるアレルギーの症状は、、
鼻水も、少し出る程度から止まらなくなってしまうケースや、麻疹も体中に出来てしまう程重症化する
アナフィラキシーショック
軽いアレルギー症状だけ済めばよいのですが、アナフィラキシーショックになると命の危険に関わります。
実際に、子供がダニの繁殖したパンケーキを食べた事によって呼吸困難になったケースがありました。
何度も使いかけのミックス粉や小麦粉を使用している人は十分注意するようにしてください。
とにかく凄いダニの繁殖力
ある少女が賞味期限が切れた使い切れのミックス粉で作ったチヂミを食べた所、粉の中にダニが発見されました。
その数が衝撃的で、1gあたり10,000匹のダニが繁殖していたと言います。
検出されたダニは『コナヒョウヒダニ』と呼ばれる種で、フンや死骸が体に入ることでアレルギー症状を引き起こします。
このコナヒョウヒダニは室内に多く存在し、蓋を閉め忘れる事で混入してしまうという事です。
対策法はあるの?
ダニが少ない箇所に保存する
・ベッド周り
・ソファ
・クローゼット
これらの場所はダニが多くいるとされていますので、置いておくのは絶対NGです(わざわざ置く人はいないと思いますが、、)
また、ダニは高温・高湿度の環境を好みます。出来るだけ冷蔵庫で保存するようにしましょう。
一度で使い切る
粉類は、開封から時間が経てば経つほど、ダニの繁殖のリスクが高くなってしまいます。
ですので、一度開封したらその日に使い切るようにしましょう。
そのために、大容量の商品を選ぶのではなく、小量なものや小分けにされている商品を選びましょう。
厳重に保管する
ほとんどの商品にジッパーがついていますが、何度も使用していると少しずつ隙間が空いてしまいます。
ダニの侵入ルートを少なくする方法として、袋の上にさらに袋を被せるのがいいでしょう。
2つの袋で保管しておけば、閉め忘れさえなければダニが侵入する確率がググっと下がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
普段から当たり前のように食べているパンケーキにも危険が潜んでいる事が分かっていただけたかと思います。
もちろん、ダニが身体に侵入しても何の症状も出ない人がほとんどです。
ただし、重篤化して死に至る可能性がありますので、パンケーキを作る際は十分に注意するようにしてください。
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