子供が不登校になる原因は親?誘発してしまう可能性の高い行動とは

Sponsored Link




不登校

不登校の定義というのは、簡潔に言えば『病気や経済的な理由を除き、年間で30日以上学校を欠席した子供 』です。

2018年の文部科学省のデータによると、4年連続で不登校になる子供の数が増加しているといいます。

文部科学省HP→http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1302905.htm

子供の不登校の原因に親が関係している場合がある

不登校になるのは子供自身の問題であって親はあまり関係のないと考えられる方が多いと思います。

確かに、不登校になる子供は自分自身が原因であることが多く、親が関係しているケースはかなり少数ではあります。

しかし、親が関係している不登校は子供自身で解決するのは非常に難しいのです。

 

今回は、不登校になる子供を生み出す可能性の高い親の行動を3つ紹介します。

 

放任主義

子供の好きにやらせるという行為自体は間違ったことではありません。

しかし、「やってはいけないこと 」と「やっていいこと 」の区別が完全についていない年頃の子供を放っておくのはかなりリスクの高いことです。

誰しも幼少期に悪い事をしてしまい、お母さんやお父さんに怒られた経験があると思います。

例外もありますが、大抵の子供は何度も怒られることで『やっちゃいけないことなんだな。。 』と理解していきます。

こういった日常でよくあるコミュニケーションが全く無い状態だといつになっても子供はやっていいこととやってはいけないことの区別がつきません。

もちろん、家で叱られなくても学校で先生に叱られる場合があります。

しかし、子供にとって先生と親の説得力は全くと言っていいほど違うのです。

先生は基本的に学校の授業中にしか接することはありませんが、親はほぼ毎日顔を合わせます。

先生の忠告や注意は軽く流すだけで乗り切れますが、一緒に過ごしている親だとそうはいきませんよね。

また、今のご時世、小学生でもスマホを持っている家庭も多くなってきました。

そんな状況で子供に好き勝手にやらせると、生活習慣が乱れてしまい、朝起きることが出来ず遅刻が多くなります。

そして、しまいには学校に行くのが嫌になるようになるんですね。

 

子供への期待が大きすぎる

親が子供の将来に期待するのは当たり前の事。

ただ、自分の理想の将来像が高すぎるあまり、なんでもかんでも口を出してしまうことがあります。

高学歴な親がいたとして、子供も良い高校・大学に行って欲しいと考えているとしましょう。

そういう親は、子供が持って帰るテストの点数や通知表などの理想も当然高いはずです。

子供がテストで80点をとって自慢気に魅せたのに親がしかめっ面をしたらどう思いますか?

褒めて欲しい 」と思っていたのに「全然ダメだ 」と言われたら当然ショックですよね。

何でもかんでも褒めちぎるのは良くない事ですが、子供が成長するためには「褒める」ことは非常に大切になってきあmす。

自分が良い事だと思っていることを完全否定されると子供は誰を信用していいのかわからなくなります。

そして、親の期待に応えられない自分に絶望して不登校になってしまうケースもあるのです。

 

家庭環境の問題

家庭環境の問題 と言っても、様々あります。例えば、経済的な問題であったり、夫婦間のトラブルなど。

しかし、冒頭の定義でも述べましたが、経済的な問題は不登校には含まれないはずです。

ただ、それはお金が無くて学校にいけない子供を除いただけであり、経済的に苦しくても学校に通えている子供は対象です。

学校には行っているけど、みんなが当然のように持っている物を自分だけ持っていないなんて状態もありえますよね。(今の小学生、中学生は当たり前のようにスマホを持っています)

そして、相手とうまくコミュニケーションをとれなくなることで仲間外れにされたりイジメられる子供も出てきます。

その結果、学校が嫌になって不登校になるなんてケースも少なからずあると思って下さい。

こういったケースの場合、親が親身になって相談に乗ってあげることが大切です。

子供はいじめられていることを隠そうとしますから、日頃から表情を観察することが大事になってきます。

 

 

夫婦間のトラブル に関しては、かなり子供の不登校に影響すると思われます。

本来、子供にとって自宅はリラックスできる場所であるはずです。

その落ち着けるはずの空間が夫婦間のギクシャクによって落ち着けないとなると、当然心身共に疲れてしまいますよね。

学校に行き、疲れて帰ってきたのに自宅でも気を遣わなければならないとなれば、子供はどこで休めばいいのでしょうか?

その辺を両親が考えていないので、気付いたら不登校になってしまっているといったケースがあるんですね。

 

まとめ

親が不登校に関わっているケースは非常に稀です。

しかし、冒頭でも言いましたが、親が不登校の引き金となった場合は子供自身で解決することが非常に難しいんですね。

不登校気味のお子さんがいる人は自分が今回紹介した行動に当てはまっていないか今一度確認してみてはいかがでしょうか。

少子高齢化の歯止めが利かない日本国、将来ある子供の不登校が少しでも減る

 

 

Sponsored Link



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です