中学や高校の頃はあまり気にする事のない言葉遣い。
社会人になると、上司や目上の人に対しての言葉遣いは非常に重要になってきます。
歳を重ねる毎に使ってはいけないであろう言葉は大体把握出来てくるものの、無意識に失礼な表現をしてしまっているケースも少なくないでしょう。
そこで今回は、目上の人に使うと失礼にあたる言葉をいくつか紹介していきます。
いってらっしゃい
「いってらっしゃい」は主に家族が出かける際や友人に対して使う言葉です。
かなり仲の良い先輩であったり職場の雰囲気的に良しとしている場合は使っても差し支えないでしょう。
しかし、常識的には目上の方にはいらっしゃいではなく「いってらっしゃいませ」と言うようにした方が良いです。
了解です
メールやLINE、対面で使う事の多い「了解です」。
実は、この返しは友達や後輩に使う丁寧語となっています。
自分より立場の上の人に対しては「承知しました」か「かしこまりました」を使わなければなりません。
ただし、特にマナーに厳しい人以外は使ったとしても注意される事はまず無いと思います。
上司に対してはこういう表現を使った方が良いと頭の片隅に入れておくようにしましょう。
お疲れ様です
一緒に働いていた人が仕事が終わった時、帰り際に「お疲れ様です」と言いますよね。
私も高校生時代に居酒屋でバイトをしていた時、先輩などによくこの言葉を使っていました。
事実、お疲れ様ですは相手を労わる表現ですので、目上の方に使ってはいけないという事ではありません。
ただし、ある程度仲の良い人(職場内の人間)に使う言葉であり、外部の人間には少し失礼な表現に当たります。
お疲れ様ではなく、「本日はありがとうございました」と言うのが正しい表現となります。
さようなら
先程、相手(外部の人間)が帰宅する際には「本日はありがとうございました」と言った方が良いといいました。
では、自分が先に仕事が終わった場合はどのような言葉をかけた方がよいのでしょうか。
おそらく、大抵の人は「さようなら」と発言するはずです。
しかし、さようならは『左様ならば、失礼つかまつる』という言葉の略ですので、本来は上司に使うには失礼な表現に当たります。
上司が帰宅する際はなるべく「お先に失礼します」という表現にした方が良いかもしれませんね。
なるほど
相手の話を聞いている時に無意識に「なるほど」と言ってしまう事がありませんか?
同僚なら特に問題は無いのですが、目上の方に使う言葉としてはかなり失礼な表現となります。
上司の話に同調する際は「おっしゃる通りです」と言うようにしましょう。
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