インフルエンザ
12月ごろから増え始め、1月~2月にピークを迎えるという「インフルエンザ」。
私も小さい頃に一度だけ感染していますが、とにかく辛かったのを覚えています。
病院で『インフルエンザです』と言われた時は一週間休めるしラッキー!なんて思っていましたが、実際は地獄のような一週間でした(笑)
トイレに行くときに酷いめまい がしたり、食欲が全然湧かない のでなんとかゼリーを無理やり食べさせられたり。
また、病院での検査もトラウマものでした(T_T)。いきなり綿棒を取り出して何するのかなぁ??なんて思っていたら鼻に突っ込まれる というね。。
あれ平気な人いないですよね?めちゃめちゃ痛いですよね??(笑)。20代の今でもあの検査だけは絶対にやりたくありません(*_*;
また、親から聞いた話だと、感染中のある日の夜中に窓を勝手に開けようとしていたとか。。小さなお子さんがいる親御さん は本当に注意したいところですね。
自分語りはここまでにして本題に入りましょう。
インフルエンザ対策
皆さんはインフルエンザ対策としたら何を思い浮かべますか?
多分ほとんどの人が予防接種!って答えると思うんです。ハイ、それ正解です。
ただ、予防接種は感染しないようにするというよりかは、症状をマシにする役割 の方が強いんです。
だから、感染する人は感染するし、感染しない人は感染しないと言えちゃうんですね。
とはいえ、何も対策をしないよりかはしっかりと対策しておいた方が感染率はかなり変わってくるでしょう。
そこで、インフルエンザの感染経路とその簡単にできる予防法について説明していこうと思います。
飛沫感染
インフルエンザの感染経路で最も多いとされているのが『飛沫感染』です。
くしゃみや咳をした時 に、自分の目では確認できないかもしれませんが、少なからず『唾液』が飛んでいます。
健康な人の唾液ならそこまで害はないと思われるのですが、インフルエンザに感染している人 の唾液には『インフルエンザウイルス』が含まれているためかなりマズイです。
唾液の飛ぶ距離は個人差があるのですが、一般的には1mから2mくらい飛ぶと言われています。
その範囲にいる人たちの呼吸器系にウイルスが直接入る ことによって、感染してしまうという訳ですね。
飛沫感染の予防
唾液が飛んできて感染するのですから、口や鼻を隠せる『マスク』を着用するのが効果的でしょう。
インフルエンザが流行している時の電車なんかは咳やくしゃみをしている人がたくさんいますからね。
その中でマスクをせずに唾液を受け続けていたら高確率で感染してしまうでしょう。
ただ、マスクは外部からの飛沫などを完璧にシャットダウンするわけではないので、着用していたら飛沫感染はしない!とは考えないでくださいね。
接触感染
インフルエンザの感染経路の中でも多いとされているのが『接触感染』です。
簡単に説明すると、インフルエンザウイルスが付着したものに触れることで感染してしまうことを指します。
例えば、インフルエンザにかかっている人が咳やくしゃみをした時に手を抑えたとします。
その手でお店などのドアノブを触り、インフルエンザにかかっていない人がそのドアノブに触れることでウイルスが手に付着してしまいます。
そのままの状態で食事をしたら感染してしまう確率も高いでしょうし、目を擦ったりしてもマズイです。
接触感染の予防法
接触感染でとにかく多いのが手からウイルスが侵入 してしまう状況です。
外に出たら必ずと言っても何かに触れますよね。
エレベーターのスイッチや電車のつり革、図書館の本なんかも誰かが一度は触れているであろう物です。
もしその触った対象物にインフルエンザウイルスがついていた場合、直ぐに落とさなければなりません。
皆さんは家に帰った時に手洗いはしていますか?
多分ほとんどの人がササっと洗うだけになっているのではないかと思います。
ただ、ウイルスは中々落ちにくいものなので、10秒ほどの手洗いでは完全に落としきることはできないでしょう。
なので、外から帰ってきた際の手洗いは洗剤をしっかりとつけて、最低30秒 はかけて洗うようにしましょう。
また、何も考えずに上下に擦るだけでなく、爪や指の間も注意して洗うようにしてくださいね。
空気感染
インフルエンザの感染経路の中であまり知られていないのが『空気感染』です。
先ほど飛沫感染は人の咳やくしゃみなどによる『唾液』を吸い込むことでウイルスが体内に進入すると言いましたよね。
空気感染は、『飛沫』から水分が抜けた状態 のことを指しています。
飛沫感染は長くても2mくらいの範囲しか飛びませんが、水分が抜けたウイルスは10mくらいまで飛ぶおそれがあるのです。
特に、『乾燥(湿度が低い)』している部屋で感染しやすいと言われています。
空気感染の予防法
空気感染の場合、空気からウイルスが侵入してしまうため、マスクや手洗いなどでは防ぐことはできません。
『乾燥』した場所で感染しやすいのですから、部屋を適切な湿度に保つのが一番良い方法でしょう。
家に加湿器がある人は、50%~60%くらいに設定しておくようにしてください。
加湿器を持っていない人は、水が入ったコップ などを部屋に置いておくことで湿度を調整することができます。
湿度計を設置してこまめにチェックするようにしましょう。
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