食べ放題
皆さんは食べ放題のお店に行ったことがありますか?
店によって値段は変わってきますが、1000円~3000円 でとてつもない種類のメニューから好きに選んで食べることが出来ます。
しかし、お皿に盛り付けている時は『いっぱい食べてやるぞ!』と意気込んでいるものの、いざ食べ始めると思ったより食べられないものです。
そこで今回は、食べ放題で少しでも元を取る方法をいくつか紹介していきます。
ドリンクバーは元を取れない
食べ放題に行ったら注文したくなる『ドリンクバー 』。
数百円で何杯でもドリンクを飲めるため、お得に感じている人も多いのではないでしょうか。
しかし、各ドリンクの主な原価率を見てもらうとどれだけ元を取るのが厳しいかがわかります。
・炭酸飲料=15円
・ジュース=20円
・コーヒー=25円
・果汁100%ジュース=30円
一般的なファミレスのドリンクバーの価格が300円~400円 くらいですから、一番原価率の高い果汁100%ジュースを10杯も飲まないと元がとれない計算になります。
食べ放題だと食事と飲料込みの値段となるため、ドリンクだけで元を取ろうと考えると想像を絶する量を飲まなければなりません…
食べ放題の一番の目的は食べる事ですよね。飲み物はいつもの食事と変わらないペースで補給するようにしましょう。
焼肉食べ放題
焼肉食べ放題は比較的利益率の高い(店側が有利に働く)システムだと言われています。
理由としては、店員さんは食品をお皿に盛り付けてお客さんに提供するだけで良いですよね。
また、肉は生で持っていくため調理の必要がありません。もちろん、調理しないといけないメニューもありますよ。
ただ、焼肉店のメニューでは調理に時間のかかるもの少ないのが一般的です。
つまり、料理の専門家などを雇う必要性が乏しく、学生やフリーターなどをアルバイトで雇えるため、人件費が抑えられるのです。
何故安い肉なのに美味しいの?
焼肉食べ放題で提供される肉の多くは100gあたり100円程度のものがほとんどです。
しかし、スーパーで購入した100gあたり300円の外国産のお肉よりも食べ放題で提供されるお肉の方が美味しく感じます。
原価は食べ放題のお肉の方が圧倒的に低いのになぜ?と疑問に感じる人が多いかと思います。
理由は簡単です。家で行う焼肉は単純に買ってきた肉を焼いてタレに漬けて食べるだけですよね。
一方、お店で提供されるお肉は事前に牛脂を注入したりタレに付け込んだり することによって美味しさレベルを引き上げているのです。
本来なら脂身の少ない部位も牛脂でかさ増しすることが出来ますし、タレを染み込ませれば肉の素材が良くなったように感じます。
野菜の原価率が高い
これは意外かもしれませんが、野菜の原価率は非常に高いのです。
ある程度長く冷凍保存できる肉は大量に仕入れることが出来ますが、野菜は劣化が早く、多く仕入れることが出来ません。
つまり、お客さんに新鮮な野菜を提供するにはどうしても原価が高くなりがちなんです。
ただ、焼肉食べ放題で野菜ばかりを食べるわけにはいきませんから、お肉と野菜をバランスよく 食べるようにしたいですね。
また、野菜は血糖値の上昇を抑える作用がありますので、お肉を食べる前に野菜を少し食べておくのが定石です。
スイーツ食べ放題
スイーツは食べ放題のメニューの中で元を取りやすいとされています。
しかし、原価が高い分、食べ放題の料金が割高に設定されているため、完全に元を取ろうとするとそれなりに量を食べないといけません。
スイーツの種類によって差異がありますが、ケーキ1切れ=40円~80円 くらいで、原価の高いものだと100円くらいします。
フルーツを多く使ったスイーツが狙い目
焼肉食べ放題の時にも話しましたが、フルーツも野菜同様に鮮度が大切な食材のため、長期保存がしにくいのです。
つまり、フルーツタルトやケーキの上にたくさんのフルーツが盛り付けられたものは原価が高いと言えます。
まとめ
ハッキリ言いますと、食べ放題で元を取ることが出来るのはギャル曽根さんやジャイアント城田さんなどの大食いファイターに限られます。
一般の方でも原価率の高い食材を狙って食べて少しでも元を取ろうとすることは可能ですが、途中で気分が悪くなるのがオチです。
やはり食事は楽しくとった方が絶対に良いと思います。
ですので、今回紹介した情報は頭の片隅に入れて置き、せっかくの食べ放題を楽しむようにしてください。
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