睡眠時間によって「死亡率」が変わってくるって本当なの?

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睡眠時間

人によって1日の睡眠時間は違います。「5時間程度で十分だ!」と考える方もいますし、「9時間以上寝ないと疲れが取れない…」という方もいらっしゃいます。

日本人の平均睡眠時間はおよそ7時間半と言われており、これはOECD(経済協力開発機構)の中でも最低レベルの数値となっています。

ちなみに、1.2位のフランスとアメリカは8時間半も睡眠をとるらしいです( ゚Д゚)

では、睡眠時間を削り過ぎたり睡眠をとり過ぎた場合、どのようなリスクがあるのでしょうか?

 

睡眠時間と死亡率には相関関係がある?

あまり知られていませんが、睡眠時間と死亡率には相関関係があります。

とある調査チームの結果を見てみると、、、

7時間を基準とした死亡リスク

4時間未満:男性=1.62倍 女性=1.60倍

5時間:男性=1.18倍 女性=1.12倍

6時間:男性=1.07倍 女性=1.03倍

8時間:男性=1.11倍 女性=1.23倍

9時間:男性=1.25倍   女性=1.33倍

10時間以上:男性=1.73倍 女性1.92倍

※倍率はおおよその値です

以上のデータから、7時間から乖離するほど(長くても短くても)死亡のリスクが高まることが明らかになっています。

特に、10時間以上寝た場合、女性は2倍近くも死亡リスクが上がってしまうという事になります。

また、7時間より短ければ男性の方が死亡率が高く、7時間よりも長ければ女性の方が死亡率が高いという結果となっています。

参考サイト↓

https://publichealth.med.hokudai.ac.jp/

 

睡眠のとりすぎはさらに危険

ヨーロッパの研究チームによると、普段から8時間以上寝る人は心不全脳卒中などといった重篤な病気にかかる確率が最大で4割も高かったとされています。

もちろん、慢性的な睡眠不足の場合も様々な病気を患うリスクが上がりますが、どちらかと言えば『寝すぎ』の方が危ないと言えるでしょう。

また、こちらも死亡リスクと同様に、女性の方が男性よりも上記のような危険な病気にかかる確率が高いという結果となっています。

 

睡眠不足は仮眠で補おう

過剰な睡眠よりも睡眠不足の方がどちらかと言えばリスクが低いと言いましたが、睡眠をとらなすぎるのもかなり危険です。

夜にあまり睡眠時間を確保出来なくても大丈夫。昼間に時間がある人は仮眠をとりましょう!

あくまで1日の中での睡眠時間が大事ですので、上手く補ってあげれば死亡リスクも下げる事が出来るはずです。

ただし、昼に寝すぎると夜に眠気が来なくなるといった危険性もあるため、あらかじめ睡眠時間を決めてから仮眠をとるようにしてください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

睡眠時間を削る事による身体への悪影響はご存知の方も多かったと思いますが、寝すぎも想像以上に身体への負担が大きかったのです。

これまで話してきた内容を踏まえると、理想的な睡眠時間は「5時間~8時間」と言えるでしょう。

ただし、あくまで毎日の平均ですので、1日だけ適切な睡眠時間を確保してもほとんど意味がありません。

今はスマホやタブレットなどの誘惑物が増えた事で慢性的な睡眠不足に陥ってしまう人が増えています。

絶対に何時には寝る!とあらかじめ目標を立てておき、しっかりとその目標を達成できるように日々努力しましょう(*‘∀‘)

 

 

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