ドアノブや車の扉に触った時に『ビリっ』と静電気が起こることがありませんか?
自分は異様に静電気が発生しやすい体質のため、金属類に触ると20~30%の確率でビリビリきます…
そこまで痛くはないものの、かなりビックリしますし、頻繁に発生するとトラウマになります(笑)。
なぜ静電気は起こるのか?
静電気が起こる理由は様々ありますが、「摩擦」が主な原因だとされています。
2つの物質が擦りあうことで、一方の物体からもう一方の物体に電子が移動することを帯電と言います。
帯電した状態で金属などの物体に触ることで、帯電した体を中性に戻そうとし、対象物との間で電子の移動が起こります。
その電子の移動の際に静電気としてビリビリと電流が流れてしまうのです。
静電気を完全に消すのは不可能
人間は衣服を身に付けて行動しているため、肌と衣服が擦れ、常に摩擦が起こっていることになります。
服を身に着けずに外を歩くと静電気が起こる可能性はググっと抑えることが出来ますが、そんなことできるはずがありませんよね(笑)。
そこで、覚えて欲しい情報として、衣服の素材の電気の溜まりやすさ です。
アクリル(大)、ポリエステル(中)、麻(小)
ナイロン(大)、ウール(中)、絹(小)
一番電気を溜めにくいと言われている素材が『綿』です。
綿を使用した衣服を多く取り入れるのが対策としては良いのですが、中々そういった訳にはいきませんよね。
そこで、注意していただきたいのが衣服の組み合わせです。
一番やってはいけない組み合わせとして、マイナスイオンを溜めやすい素材の衣服とプラスイオンをを溜めやすい素材の衣服が挙げられます。
単純に、摩擦によっておこる帯電(電子の移動)が頻繁に発生してしまう状況を作り出してしまうからです。
つまり、アクリルとナイロンを組み合わせてしまうと静電気が起こる可能性が非常に高くなってしまいます。
本当に静電気が酷い方は、イオンを溜めにくい素材の衣服を着用するか、間違った組み合わせをしないことが大切です。
静電気は冬に多い
寒い日に静電気が多いと感じたことはありませんか?
これは、空気が『乾燥』しているのが主な原因です。
・気温25度以下 ・湿度20度以下
水は電気をよく通しますので、体内に十分な水分があるときは勝手に電気を放電してくれます。
しかし、乾燥していると放電が出来ずに体の中で電気を溜めこんでしまう事になるのです。
そして、溜まりに溜まった電気が金属などに触れる時に一気に解き放たれ、電流が見えるほどの静電気を起こしてしまうこともあります。
静電気を抑制する方法
何かモノに触れる
静電気のビリビリが怖い方は、コンクリートや壁に一度触れてから対象物に触るようにしましょう。
金属類以外のものであれば基本的に「ビリっと」くることはありません。
※ガラスは電気を通さないため、触れたところで静電気を除去することは出来ません。
湿度を上げる
先ほど説明した通り、湿度が低い環境 だと静電気が発生しやすいです。
自宅に加湿器がある人は、湿度を50℃~60℃程度に調整し、部屋を乾燥させないようにしましょう。
ミネラル補給をする
きちんと水分補給をしておくと体内で電気が放電しやすくなります。
また、体内の電解質が少なくなることで、マイナスイオンが不足します。(つまり、プラスイオンが多くなる)
静電気はマイナス→プラス に流れるため、プラスイオンが体内に多くあると静電気が多く発生してしまうのです。
そうならないためにも、ミネラルウォーター(電解質飲料)を普段から飲むようにして体内のイオンのバランスを正常な状態に保つようにしましょう。
静電気除去グッズ
チタン材炭素繊維運動チェーン
このブレスレッドは、装着することで体内のイオンのバランスを調整してくれます。
先程も言いましたが、マイナスイオンが不足し、プラスイオン過多になると静電気が非常に起きやすくなります。
ただ、イオンバランスを調整すればまったく静電気が発生しなくなるといった事はありません。
実際に長く着用している自分の感覚としては、10回に3回ほど静電気が発生していたのが、10回に1回に減ったという感じです。
静電気除去 キーホルダー
使い方は至って簡単。このキーホールダーの先端を金属やドアノブなどに近づけるだけ。
キーホルダー内部にあるランプが点灯することで、静電気をきちんと除去したことを知らせてくれます。
財布や車のキーなど、普段から持ち歩いているものに取り付けておくと、直ぐに取り出せて便利です。
静電気防止・除菌スプレー
このスプレーを吹きかけるだけで簡単に静電気を除去できます。さらに、一瞬だけ除去するのではなく、長時間効果が持続します。
金属などの対象物を触る度に使用するのは効率が悪いため、普段使いとしては先ほど紹介したキーホルダーの方が良いと思います。
乾燥した部屋で掃除をする際にモップに使用したり、衣服に使用するのが効果的な商品となっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私が分かる範囲で静電気の仕組みや対処法をいくつか紹介していきました。
色々試した中で最も効果的だったのが壁を触って放電する方法ですかね。(一番単純なやつ)
静電気グッズは確かに効果があるんですが、確率をゼロにする事は出来ないので、安心しきった時のビリビリが怖いです(笑)
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