アメリカの『インフルエンザ』の感染者は新型コロナよりも多かった件

Sponsored Link




 

中国で猛威を振るっている『新型コロナウイルス』。

2月下旬時点で感染者数が10万弱、死者数は約3000人とかなり危機的な状況となっています。

しかし、世間では新型コロナに話題が集まる中、アメリカのインフルエンザが凄いことになっていたのです。

 

インフルエンザ

インフルエンザは、『インフルエンザウイル 』によって引き起こされる感染症の事を指します。

日本でも1月~3月までの期間に流行し、毎年数多くの患者が出ています。

 

米国のインフルエンザがヤバい

米疾病対策センター(CDC)が発表したデータによると、1年間で約2600万人の感染者が出ており、1万4千人を超える死者が出ています。

これだけ騒がれている新型コロナウイルスでさえ2か月で10万人弱の感染者しか出ていない事を考えると想像を絶する数と言えますね。

これは、2017年~2018年に記録された死亡者数6万1000人を超えるペースだと言われています。

それにしても、インフルエンザが原因で年に数万人の死者が出るのは少し異常ですよね…

 

なぜここまで感染が広がったのか

流行する時期が早かった

例年、アメリカでは12月にインフルエンザが流行り出すと言われています。

しかし、今シーズンはなんと『7月下旬』から患者が増え始めたらしいのです。

予想よりも大幅に早かったため、予防接種をしていない人が多く感染してしまったと考えられます。

 

B型インフルエンザが流行

ここ30年間、アメリカで流行したのはA型インフルエンザでした。

当然、今年もA型が流行るだろうと考え、ワクチンもA型に対して効果のあるものを多く供給していたと言います。

しかし、約30年ぶりにB型ウイルスが流行してしまったため、医療現場で効果的なワクチンが手に入らないケースが相次いでいるのです。

 

死亡者が多い理由

ここまで死者数が増えてしまったのは、『合併症』を引き起こす人が多かったためだと考えられます。

インフルエンザ自体はそこまで致死率は高くないのですが、感染中は免疫力が著しく低下してしまいます。

そして、免疫が低下している状態では2次感染が起きやすく、肺炎・髄膜炎・気管支炎などを発症するケースが非常に高くなるのです。

また、インフルエンザと同時に発症する事で死亡する確率が飛躍的に上がってしまいます。

 

予防接種と手洗いが大事

インフルエンザは予防接種を受けておくと発症確率を幾分と下げる事が可能です。

また、万が一発症したとしても、重篤化しにくいというメリットもあります。

外出後の手洗いとうがいも忘れずに行ってください。流行している時期はマスクの着用も忘れずに。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

アメリカの圧倒的な感染者数および死亡者数に度肝を抜かれたと思います。

しかし、日本も毎年インフルエンザによる死者数は右肩上がりに増えています。

決して楽観視することなく、日頃から感染症対策を心がけるようにしてください。

Sponsored Link



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です