就寝中に「夢」を見てしまうのは何故なのか?

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寝ている時に見る『夢』。

怖い夢であったり、楽しい夢であったりと、見る夢の種類は無限にあります。

ワラビー
では、人はなぜ夢を見てしまうのでしょうか?

 

睡眠は『レム睡眠』と『ノンレム睡眠』に分けられる

睡眠には『レム睡眠 』と『ノンレム睡眠 』があります。

簡単に言えば、レム睡眠は浅い睡眠でノンレム睡眠は深い睡眠です。

人間は90分の周期でレム睡眠とノンレム睡眠を行ったり来たりと言われています。(個人差はあります)

 

夢はレム睡眠の時に見る

一見、夢は深い睡眠の時に見るのだと思われがちですが、実際は浅い睡眠。つまり『レム睡眠』の時に見ると言われています。

もちろん、ノンレム睡眠の時も夢を見ることはあるのですが、動きのない静止画のようなものが多いです。

反対に、レム睡眠は皆さんが良く見るような動きのある鮮明な夢を見ることが出来ます。

また、完全に忘れてしまっているだけで何らかの夢は必ず見ているとも言われています。

 

夢は複数の記憶を組み合わせて構成されている

夢は、頭の中にある記憶からランダムに組み合わされたものだと言われています。

よく夢に家族友人が出てくるのは、その人達との記憶が深いからです。

つまり、人は就寝中に無意識的に過去の記憶を繋げ合わせて再生してしまうことにより、夢を見てしまうのです。

つまり、『見たい夢がある! 』という人は、その見たい夢に関係する事を現実で行うといいでしょう。

 

悪夢は危険

『誰かに襲われる』、『高い所から落下する』というような怖い夢を見てハッと目覚める事がよくありませんか?

辛い事が合った時や深いトラウマを抱えている人はその時の体験が夢に現れてしまう事があります。

また、あまりにも悪夢を見てしまうという人は『悪夢障害 』かもしれません。

悪夢障害になってしまうと、自殺を考えたり他人と接するのが怖くなったりと精神的に病んでしまう傾向があります。

最近、怖い夢をよく見てしまう…という人は一人で抱え込まずに病院でカウンセリングしてもらうことも検討しましょう。

 

夢の中だと分かる明晰夢というものがある

就寝中に自分は夢の中にいる!と分かる時ってたまにありませんか?

これは『明晰夢』と言い、夢の中でしっかりとした自我を持つ事で自分の身体を自由自在にコントロールすることが出来ます。

空を飛んだり、壁をパンチで破壊したり、海の中で呼吸したりと、現実では無いので何でもやり放題出来るのが特徴です。

 

脳内の前頭葉が原因

人間は前頭葉海馬という脳内の一部が連携することによって、情報を長期記憶ができます。

この前頭葉が記憶を整理している際に、半覚醒状態になることで明晰夢を見ると言われています。

 

夢は見た方がいいの?

夢は「見ない方が良いのか?」、それとも「見た方が良いのか?」といった疑問を感じた人もいるでしょう。

結論を先に言いますと、夢は見た方が良いです。それも、見る回数が多い方が良い。

夢を見ているという事は、海馬や前頭葉の働きが活発になっているということ。

また、先ほども言った通り、レム睡眠とノンレム睡眠は90分毎に入れ替わります。

入れ替わる度に夢が切り替わるため、夢を見る回数が多いという事は、しっかりとした睡眠サイクルが出来ているという事になります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

普段からよく見る夢は自分の記憶から構成されていたんですね。

また、夢は見る方が良いと言いましたが、しっかりとした睡眠時間を確保するのが何より重要ですよ!

 

 

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