教育を終えた後、自らの生計を立てるために行う仕事。
好きな職場で働けている人は良いのですが、入った後に合わないと感じる人も多くいます。
今は特に「転職 」がしやすい時代になったと言いますか、1つの仕事に固執しない働き方をする方が増えてきています。
しかし、勤めている会社を辞めるには、理由等を上にしっかりと伝えなければいけません。
そこで、退職する意向を伝える事が出来ない人が利用する「退職代行サービス」というものが話題になっています。
退職代行サービス
退職代行サービスとは、名前の通り、金銭を払うことで退職を『代行』してくれるサービスの事です。
いざ退職しようと思っても、職場の雰囲気上、中々話を切り出せなかったりしてダラダラと時間を浪費してしまっている人がたくさんいます。
そういった人の助け舟的存在なのがこの『退職代行サービス 』という訳です。
では、具体的にこのサービスにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
担当者と直接会わなくても良い
極度の人見知りの人であれば、代行してくれる人との面会でさえ億劫に感じるかもしれません。
しかし、今ではLINEやSNSなどのインターネット上でやり取りすることが出来るアプリが豊富にあります。
大抵の退職代行サービスでは、こういったアプリでやり取りをする事で依頼を頼むことが可能なのです。
直接担当者と会わず、サービスを受けられるという点が退職代行の利用が増加傾向にある理由の1つでしょう。
法律の専門家が対応してくれる
仕事を辞めるかどうかの裁量権は『労働者』にあります。
しかし、人材の流出を何としてでも止めたいと考えている企業は、退職を不当な理由で断ってくる場合があります。
芯の強い人であれば、『法的根拠はない!』ときっぱりと言い切ることが出来るでしょうが、委縮して退職を取り下げてしまう人がいるのも事実…
退職代行サービス業で働く人間の多くは法律の知識が豊富な弁護士か、何度も退職を代行した経験のあるプロフェッショナルです。
企業側も、相手が法律に詳しい人に不当な理由での拒否は出来ないため、スムーズに退職できるのがこのサービスの強みだと言えます。
退職代行サービスの利用者の大半は○○が理由
退職代行サービスを利用する人の大半は『上司からのパワハラ』が主な理由です。
確かに、職場内での人間関係が上手くいっていれば、退職の話も自然と切り出せるはずです。
しかし、重要な報告(退職の意向など)は自分より立場が上の人間に伝えるのが通例となっています。
パワハラを受けている上司に『退職をしたい』など、かなり肝の据わった人以外は中々言いだせませんよね。
どうやら、恐怖心に打ち勝つ努力をするくらいなら多少の金額は厭わない!!という考えを持った人が増えてきたようです。
なぜここまで人気なのか?
おそらく、多くの方は退職代行サービスの利用に数万円の金銭を支払っている事に疑問を感じるはずです。
しかし、悩んでいる人の心理はとても複雑で、同じ悩みを経験したことが無い人には到底理解出来ません。
1回の利用に数十万円の費用がかかる『ライザップ』も、トレーニングが好きな人からすればあり得ない金額だと思います。
これらのサービスを利用する人は、これから起こる困難をお金を払ってサポートして貰った方が楽だと考えてしまうのです。
ただし、お金はどう使おうと個人の自由ですから、その人にとってはその決断が正しいお金の使い方なのでしょう。
お金で解決すると成長しにくい
お金で解決したことは、次に同じような機会があった際にも同様の行為をしてしまう確率が非常に高くなります。
事実、退職代行サービスには多くの『リピーター』が多く存在すると言われています。
自分を成長させたいと思っている人は、サービスを受ける前にもう一度考え直してみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今では、家事代行にお葬式代行、リア充アピール代行なんてサービスも存在するそうです。
私はこういったサービスを未だに利用したことがありませんが、気になるものがあれば利用してしまうかもしれません(^^;)
ただし、宿題代行などは自分の成長を阻害しかねませんので、お金で解決しようと思わないでくださいね。
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