皆さんは小学生時代、シャープペンシル(以下シャーペン)を使っていましたか?
私が通っていた小学校では、何故かシャーペンが禁止だったので、在学中はずっと鉛筆を使っていました。
子供の頃にも、もちろん疑問はありました。しかし、その時は特に深堀りして調べることは無かったです。
最近になって、ふと『何で禁止にしているんだろう? 』と強く疑問を感じたので色々調べてみる事にしました。
小学校でシャーペンが禁止な理由
シャープペンシルは1915年にシャープ創業者の早川徳次という人によって開発されました。(海外ではもっと早く開発されています)
そして、1960年代に低コスト化が実現したことによって一般に広く使われるようになったのです。
その頃から学校でも使用されていたのですが、数十年前に突然禁止になったと言われています。
以下ではシャーペンが禁止になった理由をして考えられるものを列挙していきたいと思います。
筆圧と芯の問題
シャーペンの芯は鉛筆と違い、少しのチカラで簡単に『ポキッ 』と折れてしまいます。
また、シャーペンの芯が折れたら無意識に手で払って床に落としますよね?
芯は細くて見えにくいため、ちりとりで掃除をしても床に残ってしまう可能性が非常に高いです。
落ちている芯を教室にいる子供たちが踏むことで床が汚くなってしまうから禁止になったのではないかと言われています。
今では強く握っても折れないシャーペンも販売されています↑
分解して遊ぶ子供が出てしまう
シャープペンシルの中の仕組みが気になって分解してみた経験はありませんか?
鉛筆は削って芯を繰り出していくものですが、シャーペンは芯を入れて使用していくものです。
全員が分解して遊ぶことは無いと思いますが、少しでも授業の弊害になるであろう事は避けたいのも事実。
無駄な好奇心を芽生えさせないように禁止したとの説もあります。
盗難の可能性
今ではシャーペンはどこでも購入出来ますし、非常に手頃な商品も多くあります。
しかし、昔はシャーペンは非常に珍しいもので高価なものばかりだったと言います。
珍しいものは皆の注目の的になる反面、盗難の被害に合う確率が高くなります。
特に、小学生は『やってはいけないこと 』と『そうでないこと 』の区別がつきにくい年頃です。
盗難されるおそれがあるから禁止にしたのかもしれませんね。
押す際の音がうるさい
子供は興味を持ったことものに夢中になり、他のことをおろそかにしてしまう傾向があります。
シャーペンの種類にもよりますが、芯を出すときに「カチカチ 」という音が鳴ってしまう商品がいくつも存在します。
それを好奇心旺盛な子供が手にしてしまうと、授業中にずっと鳴らしてしまう可能性がありますよね。
周りの生徒に迷惑を掛けないために禁止になったのではないでしょうか。
とめ・はね・はらいが出来にくい
鉛筆は相当削って鋭くしない限り、文字を太くしっかりと書くことが出来ますよね。
小学校の頃に教わる、『はらい 』や『はね 』などは太い字で書くことで上手に表現することが可能です。
しかし、シャーペンは一番濃い芯を使っても鉛筆で書く文字の太さには到底及びません。
はらいやはねが表現しにくいために、シャーペンが禁止になったという説もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シャーペンは鉛筆と違って削る必要も無いですし、1本用意するだけで十分です。
個人的には絶対にシャーペンの方が効率的だと思いますが、昔からの慣習が今でも引き継がれているようですね。
今回紹介したのはあくまで予想される理由ですので、シャーペンが禁止された真実は明らかになっていません。
皆さんはどの理由がもっともらしいと思いましたか?
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