10代で発症した著者が語る『痛風』の症状と原因と予防法

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風が吹くだけで痛い 」と表現される痛風。

痛風を発症するのは男性が多く、歳を取るほどかかりやすくなると言われています。

そんな痛風に筆者はなんと18歳の時にかかってしまったのです。

ワラビー
それはもう今までに感じたことのないような痛みでした。。。

そこで今回は、、

 

なぜ、著者は10代で痛風を発症したのか

痛風とはどんな症状でどんな痛みなのか

痛風対策はどういったものがあるのか

 

などなど、実体験を踏まえて話していこうと思います。

 

痛風の症状

痛みが出る前日に兆候がある

私が痛風になった個所は左足の甲の部分だったのですが、痛み始める1日前の朝に変な違和感を覚え始めました。

非常に伝えにくい症状なのですが、左足甲に「何か重いような 」、「石が埋め込まれたような 」感覚です。

ただ、その日は痛みは感じず、普通に日常生活を送ることが出来ました。

 

痛みは突然現れる

前日は違和感だけで済みましたが、翌日の夕方から夜にかけて痛みを感じ始めます。

それも急激に痛くなるわけではなく、5分おきに痛みが強くなっていくような感じです。

そして、痛みがピークになった時は足を少し上げる行為でさえ苦痛に感じ、地面に足が触れているだけで叫びたくなりました。

目が血走って真っ赤になり、家族の手助けが無ければ部屋の移動が出来なくなります。

この時に初めて「風が吹いただけで痛い 」という表現をされる意味が分かったような気がします(笑)

 

翌日に病院へ

痛みが出始めたのは夜中だったため、その日は我慢して就寝し、翌日に病院で診てもらうことにしました。

ただ、朝には痛みがかなり引いていたので、学校の帰りに病院へと向かいました。

 

ワラビー
昨日の夜に今まで感じ事のないような痛みを感じました。痛風かもしれません
担当医
若いから痛風じゃないと思うんだけどねぇ、、一応血液検査してみようか

流石に当時は10代だったこともあり、医師も少し懐疑的な表情を浮かべていました。

しかし、血液検査の結果が痛風と診断される尿酸値7.0を超える数字だったのです。

自分はネットで調べて痛風であることを確信していたので驚きはありませんでしたが、医師は結構驚いていましたね(笑)。

 

原因は何だったのか

痛風の原因は関節の中で「尿酸 」という物質が結晶化することによって患部に強烈な痛みを感じる病気です。

では、この尿酸値はどういった事が原因で上昇するのでしょうか。

 

偏った食事

痛風は健康的ではない食生活を起こっている人に多くみられるため、「贅沢病 」と呼ばれたりもします。

・ビール ・明太子 ・カニ ・エビ ・豚or牛ステーキ ・納豆

上記のようなプリン体を多く含む食べ物を大量に摂取することで尿酸値が上がってしまいます。

私が痛風になった当時はまだ高校生だったため、当然ビールはまったく飲んでいませんでした。

しかし、土日にファストフードを大量に食べるという食生活を半年近く続けていたため、尿酸値が上昇したのだと思われます。

 

運動不足

私は痛風になる数か月前まで、軽いランニングを出来るだけ毎日行っていました。

その時から偏った食事をしていたのですが、身体を動かすことによってうまく尿酸値の上昇を抑える事が出来たのでしょう。

しかし、運動を止めたのにも関わらず偏った食事を続けていたため、運動不足によって尿酸値が高くなる体質に変化してしまったのだと考えられます。

医学的にも痛風の予防には適度な運動 は推奨されています。

ただし、無酸素運動などの激しいトレーニングは逆に尿酸値が上がりやすくなるため、痛風予備軍の方はハードな運動は避けるようにしてください。

 

痛風にならないために意識すること

毎日の食事を見直す

痛風にならないために一番重要なのが食事習慣の見直しです。

・毎日、仕事帰りにビールを大量に飲んでいませんか? 

・脂っこい食べ物ばかり食べていませんか?

別に、先ほど紹介したようなプリン体の多い食材や飲み物を完全に禁止しろというワケではありません。

納豆はミネラルやビタミンを摂取するのに適していますし、ステーキにはたんぱく質が豊富に含まれています。

一日に摂取する栄養素をしっかりと管理し、適切な食事を摂るよう心掛けてください。

 

尿酸値を下げる食材を摂取する

尿酸値が高いということは尿のPHが酸性に大きく傾いている事になります。

尿酸は本来、溶けて尿として一定量排出されないといけないのですが、尿が強い酸性になると溶けにくくなります。

溶けなかった尿酸は尿として排出されませんので、体内に残って尿酸値が高くなるというわけです。

そこで、尿を少しでも中性に近づけるためにアルカリ性食品の摂取を推奨します。

アルカリ度が高い食品

・にんじん ・昆布 ・ひじき ・わかめ ・なす

尿酸値がそこまで高くない人は意識して摂取する必要はありませんが、一度痛風になった人や尿酸値の高い人はこれらの食材を多く食べるようにしましょう。

 

水分を積極的に取る事が大事

尿酸値が高いと尿として排出されにくくなると言いましたが、あくまで排出割合が下がるだけです。

つまり、、、

尿酸値が正常な人:排出した尿1Lあたり、0.5Lの尿酸を排出

尿酸値が高い人:排出した尿1Lあたり、0.3Lの尿酸を排出

上記の一例を見てもらえればわかると思いますが、同じ尿の排出量だと、尿酸値が正常な人の方が多く尿酸を外に出すことが出来ます。

であれば、尿酸値の高い人はしっかりと水分補給をしていつも以上に尿を出してあげればいいのです。

 

痛風は治らない病気と言われている

痛風は遺伝的な体質によってなる人も多く、再発するケースが非常に多い病気です。

一度上がってしまった尿酸値は中々減らすことは出来ず、一生付き合わないといけない人も多くいます。

痛風自体は命の危険性がある病気ではないモノの、虚血性心疾患脳血管障害などの合併症を引き起こすと大変です。

尿酸値が高い人もそうでない人も偏った食事は避け、健康体で過ごしていけるよう意識するようにしましょう。

 

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