部活動の帰りや残業後はどうしても身体に疲労が溜まってしまいますよね。
・少し熱めの湯船に浸かる
・身体全身をマッサージをする
・質の良い睡眠をしっかりとる
上記のように、疲労を回復する方法は少し考えれば色々出てくると思います。
ただし、これらは別途時間を確保しないといけないですよね。
そこで今回は、効率よく疲労をとることのできる食材を4つ紹介しようと思います。
1日3回の食事の中でいくつか取り入れることで、いつもより身体が軽く感じられるかもしれません。
①玉ねぎ
玉ねぎを切る時に自然と涙が出てしまいませんか?
これは、玉ねぎに含まれる「硫化アリル」という成分が目や鼻を刺激するためです。
一見、良くない成分のように思えますが、実はこの硫化アリルは身体に良い影響をたくさん与えてくれるのです。
・ビタミンB1の吸収を促す
・血糖値の上昇を抑える
・新陳代謝が上がる
特に、ビタミンB1は疲労回復に適した栄養素のため、吸収率が上がると疲労を効率よくとることが可能になります。
ただし、硫化アリルは熱に弱いという性質がありますので、疲労をとる目的で食べる際は加熱せずに調理する事をオススメします。
②トマト
トマトにはクエン酸が豊富に含まれています。
運動後に身体がだるくなって足や腕が上がりにくくなることがありませんか?
この倦怠感は、激しい運動を行う事で溜まってしまう『乳酸』という物質の影響によるものです。
クエン酸はこの乳酸を効率よく分解する作用がありますので、運動をした後にトマトを摂取すると疲労を少なくすることが出来ますよ(^^♪
③もやし
スーパーで激安価格で購入できる『もやし』は疲労回復に適した食材です。
その主な理由として、うまみ成分であるアスパラギン酸が深く関係しています。
食べ物が体の中へと入ってエネルギーへと変換するにはクエン酸回路という箇所を通る必要があります。
アスパラギン酸はこのクエン酸回路の働きを活発にするため、エネルギーの変換効率が上がり、疲労回復に繋がります。
さらに、GABAという成分がストレス緩和の効果が高く、間接的に疲労の軽減につながります。
④にんにく
にんにくには「アリシン」という成分が豊富に含まれています。
アリシンの別名は硫化アリル。そう、さっき玉ねぎの時に紹介した疲労回復に特化した成分なのです。
つまり、にんにくは玉ねぎと同様に、疲労をとるのに適した食材だと言えます。
また、にんにくは高い抗酸化作用や抗菌作用があるため、疲労の原因となる有害物質から身体を守ってくれます。
にんにくを食べると活力がつく!とテレビなどでよく聞きますが、あながち間違った情報ではないのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
疲労回復に適した食材をいくつか列挙していきました。
硫化アリルやクエン酸は他の食材でも摂取できるので、今回紹介した食材が苦手だという人は、同様の成分が含まれるものを探してみましょう。
ただし、これらの食材を1日だけ摂取したところで劇的に変化が起こるわけではありませんので、日頃の食事に少しずつ取り入れていくようにしましょう(#^^#)
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