若者の『平均身長』が低下してきているらしい

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以前、テレビを見ていた際、若者の平均身長が低下してきているというニュースを目にしました。

確かに、外出した際に高校生や大学生をよく見かけますが、私(175㎝)より身長の低い人が多い印象です。

今の若者の平均身長はいくつなのか?主な原因は何なのか?といった事を今回の記事では話していけたらなと思います。

 

世界の平均身長ランキング

2017年度

1位 オランダ=183.8cm

2位 モンテネグロ=183.2 cm

3位 デンマーク=182.6 cm

4位 ノルウェー=182.4 cm

5位 セルビア=182 cm

6位 ドイツ=181 cm

7位 クロアチア=180.5 cm

8位 チェコ=180.31 cm

9位 スロベニア=180.3 cm

10位=ルクセンブルク=179.9 cm

このデータを見て何か気付く事はありませんか?

そう、ランキングTOP10の全てがヨーロッパに属する国なんです。

これは寒冷な地域に生息する生物は大きくなりやすい 』というベルクマンの法則が有力です。

確かにヨーロッパの冬は氷点下を切る国が多くありますからね。

 

参考サイト:https://www.telegraph.co.uk

 

日本の平均身長は?

こちらは成長が止まっているであろう30代の平均身長の推移を表したグラフです。

2000年頃までは急激に伸びていますが、2004年に最高値を記録して以来、高止まりしています。

このデータを見ると、平均身長は上下を繰り返しつつも、急激に減少している訳では無さそうですね。

 

参考サイト:https://honkawa2.sakura.ne.jp

 

若者の平均身長が下がってきている?

この直近2年、18歳~19歳 の平均身長が170㎝を下回っているという情報が入ってきました。

170㎝も169㎝も周りから見れば大した違いはありませんが、本人は意外と気にするものです(^^;)

以下に平均身長の低下原因と考えられる事柄を上げてみました。

 

低出生体重児の増加が原因

一番有力な原因は『低出生体重児 』の割合が世界的に見て高いことでしょう。

上記は出生時の体重が2500gに満たない乳児が生まれる割合を載せたデータです。(2013年度)

調査した27か国の中でも、日本はギリシャと並んでトップの数字となっています。

子供が10人生まれると1人は低出生体重児だという事になりますね。

海外の研究で、この低出生体重児と身長の伸びに相関関係があることが分かっています。

 

参考サイト:https://vpoint.jp/education

外で遊ぶ子供が減ってきている

身体を動かすことは成長ホルモンが多く分泌されますので、身長の伸びに繋がります。

室内での娯楽が少なかった時代の子供はよく友達と外で遊んでいたと言います。

しかし、スマホでゲームやYouTubeが見れるようになった今、外でスポーツをしたりする子供はめっきり減りました。

公園で「ボール遊び禁止 」や「飲食禁止」などの厳しいルールが相次いで設けられたのも1つの原因ではあります。

 

 

参考サイト:https://vpoint.jp/education/9654.html

 

慢性的な睡眠不足

先程、スマホの普及が原因で外に出て身体を動かす機会が減ってきていると言いました。

これと同様に、オンラインゲームやチャットアプリに夢中になるあまり、夜更かしをする子供が増えてきています。

また、スマホからはブルーライトが常に放出されているため、寝る前に長時間いじっていると寝付きが悪くなります。

成長期の睡眠は非常に重要になりますので、睡眠不足が身長の伸びの鈍化に繋がっていると考えられます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

若者の平均身長が低下しているのには様々な要因があると思います。

その中でも、やはりスマホを持つ子供が増えていることが大きく関係していると私は考えています。

周りが当然のように所持している状況で自分の子供だけ与えないというのは現実的では無いでしょう。

身長の高い国に追い付けとまでは言いませんが、伸びの鈍化は何とか防いで欲しいものです。

 

 

 

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