皆さんは結婚相手を選ぶ際に相手の年収を気にしますか?
勝手な印象ですが、男性は女性の容姿・女性は男性の経済力が大きな判断材料になっていると思います。
もちろん、最低限の暮らしをする上で経済力は切っても切り離せない重要な項目です。
では一体、現在の女性は将来の結婚相手にどれだけの年収を求めているのでしょうか。
昔は男性に求める理想の年収が高かった
以前までは、男性に求める年収は?という質問に『1000万円以上! 』と間髪を入れずに答える女性が結構多くいました。
これは、おそらく金持ちの印象が1000万円以上の人だという印象が強かったためだと思われます。
では、世の中に1000万円を超える人はどのくらい存在するのでしょうか。
1000万円以上稼ぐ人は何%?
年収1000万円以上=4.95%
・男性=7.7% ・女性=1.05%
日本には年収が1000万円以上ある人が全体の5%弱しかいません。
1クラス40人の学級があるとすると、その中に1000万円稼ぐ人は1人いるかいないかの確率です。
つまり、年収が1000万円を超える男性とはそうそう出会える機会が無いのです。
読書が年収に関係する?
少し話がそれますが、2019年にiX社が行った「いまどき1000万円プレーヤーの読書事情調査 」で面白い結果が出ました。
・年収が1000万円の人=63.4% 平均年収の人=55.4%
上記のデータ通り、本を1冊以上読むと答えた割合は両者ともに大きな違いはありませんでした。
しかし、本のジャンルで見ると、年収が1000万円の人は「ビジネス書 」が26%弱と、平均年収の人よりも3倍以上も差がありました。
一方で、「漫画 」を読むという人は平均年収の人が20%だったのに対し、年収が1000万円以上の人はわずか2%弱だったのです。
これらを踏まえると、読書量はあまり大差はないが、読むジャンルと年収は相関関係があるという事が分かります。
漫画ばかり読んでいる人はビジネス書を多く読むようにしてはいかがでしょうか。
参考サイト:https://www.j-cast.com/kaisha/2019/10/27370979.html?p=all
平均年収が上がらない日本
以下に近年の平均年収の推移を示します。
2018年度=441万円
2017年度=432万円
2016年度=422万円
2015年度=420万円
・・・
2007年度=437万円
最近のデータを見ると平均年収は伸びていますが、2007年と比べると4万円しか上がっていないことが分かります。
それなのに、私たちの身の回りのモノがどんどん値上げされ、消費税もついに10%にまで到達してしまいました。
貰えるお金は同じでも、年々払うお金が多くなっている。つまり、今の日本は同じ水準の生活をしていたら苦しむ構図にあると言えます。
このデータを見ると年収1000万円を稼ぐというのがいかに大変なのかが良く理解出来ますね。
現在の女性が求める理想の年収は?
結婚相談所のサンマリエが「結婚と婚活に関するアンケート 」という題目で世の女性を対象にインターネット調査を行いました。
そこで、結婚相手に望む年収は?という質問がありました。
1位:400万円 (23%)
2位:こだわらない (20%)
3位:500万円 (19%)
4位:600万円 (15%)
一番高かったのは、全体の23%の票を獲得した「400万円」。
先程紹介した2018年度の平均年収が441万円ですから、女性が理想とする年収は現実的であるということが分かります。
また、「こだわらない」という回答が1位と大差の無い2位だったことは少し驚きましたね。
最近は女性の社会進出が増え、夫婦で共働きするケースが多くなってきました。
そのため、男性単体の年収というよりかは2人の年収の合計で考える人が多くなってきたのでしょうね。
データは以下のサイトを参考にさせていただきました↓
「婚活の日」結婚と婚活に関するアンケート2018(結婚相談所サンマリエ調べ)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回紹介したのはあくまで女性が『理想 』とする年収です。
もう少し高い年収を希望する人が多いのかと勝手に思っていましたが、今はすごく現実的な方が多いのですね。
裏を返せば、現状の日本社会が厳しい状況であることを理解している人が多くなってきたとも言えます。
AIの大頭に外国人就労者の受け入れと、働く男性にとってはますます苦労する世の中になっていくはずです。
10年先、20年先の理想の年収はどう変化していっているのでしょうか。非常に気になります。
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