突然ですが、皆さんは何かアレルギーを持っていたりしますか?
有名なもので言うと、猫アレルギー・卵アレルギー・甲殻類アレルギー などなど。花粉症もアレルギーの一種です。
これらは自分自身がアレルギーを持っていなくても、周りの友達や家族が発症しているケースが多いですよね。
水アレルギー
挙げればキリがないほど、日常生活での使用機会が多い水。
そんな水に対してアレルギー反応が起こってしまう事があるのです。
水アレルギー(水蕁麻疹)は世界に数十人、2億人に1人の確率で発症するとされている超希少なアレルギー症状です。
このアレルギーが発症した人は、水に少し触れるだけでも皮膚に炎症が起こります。
また、涙や汗などもアレルギー症状の対象となっており、普通の生活を送るだけで大変です。
あくまで体の表面に水が触れると症状が出すので、口の中にある唾液は大丈夫なようです。
世界でも発症例が少ないアレルギーのため、現在のところ治療法はまったく明らかになっていません。
振動アレルギー
振動アレルギーは名前の通り、身体に振動を与えると様々なアレルギー症状が出てしまいます。
症状は皮膚の炎症や麻疹、倦怠感など、他のアレルギーとあまり変わらないものばかり。
このアレルギーが厄介なのは、少しの振動でも症状が出る可能性がある所です。
例えば、自転車での振動、スマホのバイブレーションでの振動、電車の緩やかな振動、拍手なんかもアウト。
日常生活を送るのが非常に困難なアレルギーと言えますね。
運動アレルギー
運動アレルギーは通称『食物依存性運動誘発アナフィラキシー 』と言います。
アナフィラキシーショックという言葉は聞いたことがありますよね。
あれはハチに複数回刺されることによって、呼吸困難や血圧の急激な低下などの危険な症状が現れるアレルギー症状です。
一方、運動アレルギーはある特定の食物を摂取した後に『運動 』をすることで様々な症状が出てくるようになります。
症状は吐き気や発汗、じんましんやむくみ等と多岐に渡ります。
中学生頃に発症するケースが多く、呼吸困難によって死に至る場合もあるため、細心の注意が必要なアレルギーと言えます。
対象となる食べ物を摂取しない。摂取後の運動を控えるなどの対策は出来ますが、根本的な治療法は明らかになっていません。
日光アレルギー
日光アレルギーの正しい名称は『紫外線アレルギー 』。
そうなんです。紫外線アレルギーの人は肌が露出している部分に日光を浴びると様々な症状が出ます。
・じんましん ・水ぶくれ ・酷い日焼け跡
・かぶれ ・頭痛 ・発熱 ・目の充血
上記のように、肌だけではなく、目や全身に症状を訴える人もいます。
また、服を着ている個所は露出している部分よりは幾分マシですが、完全に紫外線を防いでくれるわけではありません。
重篤な紫外線アレルギーをお持ちの方だと、服を着こんでいても耐え難い症状が出てしまいます。
治療法としては、ステロイド剤や抗アレルギー剤を使用するのが一般的です。
また、対策には紫外線を遮断する日傘や帽子をしたり、室内では遮光カーテンを用いるなどの工夫が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
聞いたことも見たことも無い変わったアレルギーばかりでしたよね。
発症確率が非常に低いため、心配する必要は無いとは思いますが、世の中にはこんなアレルギーがあるんだな…と頭の片隅に置いておいてください。
ではでは(*´▽`*)