ワラビーのマーケティング講座【No.7】ファイブ・フォース・モデル

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ファイブ・フォース・モデル

 

出典:http://www.bizglo.lv9.org/a-z/z001.html?i=1

『ファイブ・フォース・モデル』とは、アメリカの経済学者であるマイケル・ポーター氏が提唱した5つの『競争要因』のことを言います。

日本語で「5つの脅威」と訳されており、この競争によって企業が奪われるのは「利益」です。

競合他社の脅威

まず第一の脅威は、同じセグメント内にいる『競合他社の脅威』です。

競合他社が強力なほど、また多ければ多いほど、自社の利益は少なくなるでしょう。

とはいえ、競合他社に対抗しようとして、「価格競争 」や「新商品開発競争 」をしてしまうとまずいことに。

これらには多額なコストがかかってしまうため、さらに自社の利益を減らしかねません。

新規参入の脅威

第2の脅威は『新規参入の脅威』です。

自社のいるセグメント内に別の業者が参入し、競合他社となってしまうことを言います。

新規参入してきた業者が自社よりも勢力が低ければ あまり問題視はしなくていいでしょう。

ただ、その新規参入業者が非常に強力な勢力 の場合、自社の利益を奪われかねません。

参入障壁※後述』が高いと、新規の企業は参入しにくくなります。

代替品の脅威

第3の脅威は『代替品の脅威』です。

代替品とは、既存製品以外のユーザーニーズを満たす新製品 のこと。

例えば、マッチで言えば「ライター」がそうですし、電話機ならば「携帯電話」が代替品と言えます。

代替品の何が脅威なのかと言いますと、「価格設定が低い 」ことが多いことです。

自社の製品よりも価格が低く、性能もそこまで変わらないのであれば、ユーザーは代替品の方を選ぶでしょう。

かといって、それに対抗して「値下げ」をすると、さらに利益を減らすことになりかねません。

買い手の交渉力

第4の脅威は『買い手の交渉力』です。

買い手の交渉力とだけ聞いても理解しにくいと思いますが、商店街の八百屋さんなどで値切る行為 がまさに「交渉」です。

交渉してきても断りを入れればいい話かと言えばそうではありません。

買い手が示してきた条件を満たさなければ「取引量」を減らされるかもしれませんし、最悪の場合「取引」自体を打ち切られる おそれもあります。

かといって、買い手の交渉を素直に応じてばかりいると、当然利益は減ることになるでしょう。

対策としては、交渉を断ってでも買い手が取引をせざるを得ない「商品やサービス」を開発することでしょう。

売り手の交渉力

第5の脅威は『売り手の交渉力』です。

先ほどは買い手(消費者)が対象でしたが、今度は仕入先などが対象となってきます。

仕入先がある製品の「値上げ」を求めてくる場合があります。

こちらも相手の影響力が低ければ応じなくてもあまり問題はないでしょうが、相手が大手小売店などだった場合そうはいきません。

大手小売店などは様々な業者と取引をしているので、交渉に応じなければ「取引を打ち切る 」と圧力をかけてくる場合もあるでしょう。

そうなれば、小さな業者などは交渉に応じるほか選択肢がありません。

こうした状況を避けるために、複数の供給業者と取引をしておく などの『リスクヘッジ』が大事となってきます。

参入障壁

参入障壁』とは、ある業界に新規で参入しようとしている企業にとって、参入を妨げる障害のことを言います。

既存企業にとっては、この参入障壁が高ければ高いほど、新規参入の脅威が低く、安心することがきるでしょう。

新規参入に対しての法律の規制 なども参入障壁と言えますが、大半は既存企業が大部分を占めています。

例えば、『大量生産による低コスト化 」なども参入障壁の一部ですし、ブランド力技術力も大きな影響を与えるでしょう。

経済学者である『マイケル・ポーター』氏は参入障壁の高さを見る基準として、7つの要素を挙げています。

 

参入障壁の高さを見る基準

・参入に対しての逆襲の有無

・流通チャネルを変更するコスト

・製品の差別化がおこなわれているか

・新規参入の際に、巨額な初期投資が必要か

・政治的な制限や規則の有無

・コスト面で不利な点はあるか

・規模の経済性が働いているか

 

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